【イベント】11/3まるで本物!わらで作られた大怪獣「ゴジラ-1.0」が出現『ど~んとかがし祭』開催(筑前町)
2024年11月3日(日)、福岡県朝倉郡筑前町の秋の風物詩「巨大わらかがし」が展示される『第20回ど~んとかがし祭』が開催されます。
「巨大わらかがし」は、角材や竹で作った骨組みに収穫の終わった稲わらを編み込んだ「とば」を取り付けた造形作品。昔から身近な存在として人々の生活を支えてきた「わら」を利用することで、五穀豊穣を祈願し、「食」への感謝を表しているそうです。
ちなみに、田畑に立っているわらや竹で作られた人形の「かかし」を、昔は「かがし」と呼んでいたそうですよ。
毎年さまざまなテーマで来場者を楽しませている「巨大わらかがし」。
今年は筑前町合併20周年、また「巨大わらかがし」10作目という節目にふさわしい作品を作ろうと決まったデザインが、昨年(2023年)全世界で大ヒットを記録した映画「ゴジラ-1.0」。
映画に登場した幻の戦闘機「震電(しんでん)」は、福岡で開発され実在した旧日本海軍の戦闘機なのです。映画で実際使用した「震電」の実物大模型は現在、『筑前町立大刀洗平和記念館』(筑前町)に常設展示されています。その縁もあり、今年の「巨大わらかがし」は、戦後の日本に現れた伝説の大怪獣ゴジラを再現することになりました。
(写真は過去の巨大わらかがし)
高さ約10メートル、幅5.6メートル、奥行11.7メートル、重さ約4.5トン(推定)の巨大ゴジラは過去最大級!製作期間はおよそ2~3カ月。地域おこしの若者集団『筑前若者会(ちくぜんわっかもんかい)』を中心に、地元の人たち総勢延べ300人以上で作り上げました。前夜祭(11/2)では、18時から「巨大わらかがし」のお披露目。今にも街を破壊しそうなゴジラが煌々とライトアップされますよ!
『巨大わらかがし展示』
〈期間〉2024年11月3日(日)~2025年2月下旬頃予定
〈場所〉筑前町安の里公園ふれあいファーム
無料駐車場あり(公園内駐車場)
※わらの状態によっては、展示期間が変更になる可能性があります。
(写真は過去の制作の様子)
本祭(11/3)では「食と農」をテーマに、「夜須中学校」と「三輪中学校」の吹奏楽部合同演奏や、太鼓演奏、日向ひょっとこ踊りなどのステージイベントで会場を盛り上げます。ど~んと早飲みグランプリ、もちまきなど楽しい企画が満載です!
また、「青少年育成町民会議 育成部会」が主催する『ふぃーるどdeチャレンジ』という活動の一環で作成した「ペットボトルキャップアート」が会場入口に展示されます。
筑前町合併20周年を記念して、地元の小・中学生約67人が、約10912個のペットボトルキャップを使って大きな“ドット絵”を完成。筑前町のシンボルである「震電」や「大己貴(おおなむち)神社」、マスコットキャラクターの「ちくちゃん」など、自分たちが暮らす地域の自慢を表現しています。
筑前町の皆さんが時間をかけて作り上げた地域愛溢れる「巨大わらかがし」と「ペットボトルキャップアート」。ぜひ会場でその迫力を体感しながら、イベントを楽しんでください!
『第20回ど~んとかがし祭』
〈前夜祭〉2024年11月2日(土)16:00~20:30(巨大わらかがしのお披露目 18:00~/打ち上げ花火 20:00~)
〈本祭〉 2024年11月3日(日)10:00~16:00 ※小雨決行
場所:安の里公園(福岡県朝倉郡筑前町篠隈673-1)
問い合わせ:0946-42-6601 祭事務局(筑前町役場 企画課)
臨時駐車場:有り
※会場への無料シャトルバス有り。
※当日は混雑が予想されますので、なるべく公共交通機関を利用して下さい。
http://www.chiku-sp.jp/matsuri/index.html