節目祝う記念式典 生徒、関係者ら盛大に
鵠沼高校創立100周年記念式典が4月18日、鵠沼東の藤沢市民会館で開かれた。生徒や教員のほか、多くの来賓が訪れ、節目を祝った。
開校から現在までの歩みを動画で紹介した後、書道部とマーチングバンド部がステージ上でパフォーマンス。両部員たちは100周年の思いを込め、音楽に合わせて大判の和紙に筆を走らせた。完成作品をお披露目すると、会場から大きな拍手が送られた。
あいさつに立った井上奈々校長は「地域の皆さまに愛される学校づくりを目指し、次の新しい100年に向けて歴史を積み重ねてまいります」と決意を新たにし、藤嶺学園理事長で西富にある時宗総本山遊行寺の75代他阿一浄上人でもある東山勉さんは「100周年を大きな土台に、鵠沼高校がますます繁栄、発展していければ」と展望を語った。来賓として招かれた鈴木恒夫藤沢市長は、鵠沼高校が「ふじさわSDGs共創パートナー」に登録していることに触れた上で、「これからも皆さんとの調和やパートナーシップを大事にしながら、過ごしやすく、学びやすい藤沢を作っていく。100周年おめでとうございます」とねぎらった。
その後、参加者全員で校歌斉唱。また、ラジオパーソナリティーや司会など多方面で活躍するDJ・HAGGY(本名・萩原浩一)さんが「逆境を乗り越えて、人生どうにかなる」と題し、記念講演を行った。
閉会後、記念祝賀会も催され、鵠沼高校に関係する企業や団体が集い、乾杯。食事を共にしながら互いに親睦を図った。