新治中部地区 中山中でふれあいフェス 地域の支え合いを実感
新治中部地区連合自治会による唯一のイベント「地域ふれあいフェスティバル」が10月19日、中山中学校で開催された。
「青少年の非行防止と健全育成」の願いを込めて始まった同イベントも今年で25回目。近隣住民や周辺の学校に通う児童生徒など多くの人が詰めかけ盛況だった。
第1部で行われたのが「防犯・防災キャッチフレーズ」の優秀作品表彰式。新治中部地区では、地区内の中山、上山、森の台の各小学校から防犯について、中山中学校から防災についてのキャッチフレーズを募集。審査を実施し、最優秀賞と優秀賞を選定している。今年は小学校から267点、中学校から218点の作品が寄せられ、最優秀賞4点と優秀賞30点が選ばれた。
最優秀賞に輝いたのは「つなげよう元気なあいさつ地域の輪」(中山小/中島彩陽さん)、「あいさつで広がる笑顔地域の輪」(上山小/鈴木咲紅さん)、「あいさつは心をつなぐ愛ことば」(森の台小/小杉優愛さん)、「地域の輪被害時にこそ助け合い」(中山中/七里実奈さん)の4作品。これらの作品は今後、地区内の掲示板や学校内に掲示される。
第2部では中山中学校の吹奏楽部が登場。『栄光の架橋』や『負けないで』などを盛り込んだJ―POPメドレーや、アンコールの『YOUNGMAN(Y.M.C.A)』では踊りも披露。観客から大きな拍手を浴びていた。第3部では親子で楽しむ防犯・防災クイズ大会も行われた。
新治中部地区連合自治会の臼井孝一会長は「毎年、地域愛を感じる素晴らしいフェス。さらに愛着を持っていただければ」と話していた。