「どんな役も断らない」古田新太、ベートーヴェンになる。バカリズムの脚本にも感心
大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日13時~15時30分)、9月11日の放送に俳優の古田新太が出演。仕事に対する姿勢や、9月12日公開、作曲家のベートーヴェンを演じる映画『ベートーヴェン捏造』について語った。
古田新太「愛ちゃんとまことさんとは、けっこう古い付き合いでね」
はるな愛「下の名前で(笑)。愛とまことですね」
大竹まこと「全然、会っていないけど古田さんの噂だけはどんどん入ってくるよ。俺がラジカル(お笑いユニット:ラジカル・ガジベリビンバ・システム)でやっていたころ、古田さんは劇団☆新感線で。大阪でブイブイ言わせていた」
古田「まことさんはコントでバンといっちゃったし。俺もコント番組していたから、そこに来てくれて。俺が20代とかのころでした」
大竹「関西で、新感線で、すごかったじゃない。いま新感線はどうなっているの?」
古田「明後日から松本(長野県)公演が始まって、大阪へ。(旗揚げから)45年です」
大竹「あちこちにちゃんと顔も出して。仕事は厭わないの? 来たら出るの?」
古田「出る! ことしは大阪城の役をやって、ベートーヴェンをやって、年末に掛布の役をやりますから」
大竹「大阪城? 役が!? やってみたいよ。『今度の役は大阪城です』って言われてみたい(笑)。ちゃんとどこかで、古田新太のそれ(姿勢)を見ている人がいるんだね」
古田「どんな役が来ても断らない、と言ったらおもしろいですよ。壁とか、ゾウとかね」
大竹「聞けば聞くほど羨ましい(笑)。それで今回の映画は?」
古田「『ベートーヴェン捏造』といいます。9月12日から公開が始まります」
はるな「(先に)観ました! ベートーヴェンの役が古田さんだから最初、何これ、と思って。でもどんどん見入って。いい意味で2時間サスペンスのようだったというか」
古田「主演が山田裕貴くんだからね」
はるな「あとで概要を読んだら『本当にこういうことあったんだ』と。いろんなこと知れて、おもしろかった」
大竹「俺、観たんだけど、映画の内容をこれだけ憶えていないのも珍しい! 古田新太がベートーヴェンを演じている。指揮していて、もうおかしくて」
古田「本物のオーケストラの人たちの前で。みんな弾いてくれるわけですよ。(指揮は)教えてもらいました。ホンがバカリちゃん(脚本:バカリズム)で、デタラメだからなあ」
大竹「あいつデタラメだよな! よくつくったよ、この映画を。作曲家を全員、日本人でやろう、と言っているんだから。何考えているんだ、と」
古田「すげえな、と思って。バカリちゃんの作品に出るの2回目でしたけど、デタラメだな、と」