『桃源暗鬼』並木度馨(なみきどかおる)の情報を一挙にご紹介! プロフィールから注目シーンなど、まとめて解説
『桃源暗鬼』は「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で人気連載中の漆原侑来先生が描く漫画作品。日本人なら誰もが知っている昔話 「桃太郎」 を題材に、鬼の血を引く者たちと桃太郎の血を引く者たちの争いを描いた新世代ダークヒーロー鬼譚です。
 
並木度馨は、練馬管轄の偵察部隊副隊長。隊長との信頼関係も厚く、サポート能力にも長けている優秀な男です。
 
本稿では、並木度馨のプロフィールから鬼機関としての役目、注目シーンなどをまとめてご紹介します。
 
 
※本稿には一部原作のネタバレが含まれます。
 
【写真】『桃源暗鬼』並木度馨(なみきどかおる)キャラ解説&情報まとめ
基本プロフィール
 
誕生日:12月2日
好きなもの:ランプ
 
練馬区偵察部隊副隊長。長年に渡って隊長の淀川真澄を支えている優秀な人物。実は無陀野のファンで髪型を似せているのだとか。
 
馨の能力
馨の能力は索敵。小瓶に自分の血を入れて振ると、血の音が反響して周辺の人数や建物の構造がわかるというもの。一気に凄い量の情報が脳に入ってくるので、情報処理が大変で、使いすぎると高熱が出てしまうことも。
 
2時間有効で、他人も使う事ができるが、IQの低い者が使うと情報酔いしてしまう。
注目シーン
血を使い、どこでも動きながら索敵ができる馨。真澄や無陀野を支える馨の登場シーンを紹介します。(コミックス5~9巻の一部ネタバレが含まれます)
 
冷静に、丁寧にサポートする偵察部隊副隊長
東京で働く各部隊の見学のために、東京・練馬にやってきた無陀野と生徒たち。最初に訪れたのは、偵察部隊が情報を仕入れる場所として活用している古本屋。そこで馨は店主のように店先に立ち、合言葉を交わして無陀野たちを迎えます。
 
各部隊を見学しホテルに戻る途中、車に跳ねられそうになった子供を助けるために、鬼の血を使ってしまった皇后崎迅の行動により、桃太郎機関に察知されてしまった無陀野たち。その行動を把握していた馨は、すぐに隠れ家へ案内します。
索敵能力で現状を把握する
敵に拉致られてしまった迅を救出するために、半グレの溜まり場を偵察することに。試しに遊摺部従児に索敵をやらせてみますが力及ばず。けれど真澄隊長はそれも見越していて、自分たちの能力を吸収しろと言い、まずは馨が血を使い人数と建物の構造を調べます。
 
馨の索敵は、コウモリやイルカが音を発して物の位置などを察知する力に似ていて、その最上級に値するもの。建物の構造も簡略化したものが見えるといいます。馨の能力で、店内に鬼が一人しかいないことがわかり、それが迅であるかどうか確かめるために、真澄が血を使い透明になって見に行くことに。真澄と馨の連携が光ります。
 
声優は石谷春貴さん
 
並木度馨を演じているのは、石谷春貴(いしやはるき)さん。1月14日生まれ、宮崎県出身。出演作品に『響け!ユーフォニアム』の塚本秀一役、『ヒプノシスマイク』の山田二郎役などがあります。
 
すべてを迅速にサポートする出来る男
真澄隊長の部隊は厳しく異動するものも多いと言われているなか、長年に渡り副隊長として真澄を支えている馨。対応もスピーディーで、物腰も柔らかく説明も丁寧。且つ索敵の能力も優れている出来る男です。
 
真澄が怪我をし現場から退こうとした時、馨に隊長を任せようとしていたのにも納得。練馬の今後も馨がいれば安泰ですね。