愛猫を亡くしたときに…悲しみを癒やす『セルフケア』の方法3選 悲しむことは悪いことじゃない
1.思い出話をする
生前の愛猫を知っている家族や知人、同じように愛猫を亡くした人と思い出話をすることで『辛いことばかりじゃなかった』ということに気づけます。
あなたが愛した唯一無二の存在が『辛い記憶』として残ってしまうことはとても悲しいことですよね。
同じ経験をした人であればきっとあなたの気持ちを誰よりも理解してくれるはずです。
大切な愛猫が亡くなったばかりの時は「もっと色々なことをしてあげればよかった」「どうして気づいてあげられなかったんだろう」と後悔や悲しみでいっぱいなのは当然のことですが、話しているうちに『楽しかった記憶』もたくさん思い出せると思いますよ。
2.感情に素直になる
愛が深い分悲しみも大きくなってしまうのは仕方のないことです。そんなわが子同然の大切な存在が亡くなってしまったのですから、無理に元気を出そうとしなくても良いのではないでしょうか。
悲しむべき時に無理をしてしまうと辛さが余計に長引いてしまうこともあるのだそうです。
自分が「もう大丈夫」と思えるようになる日がくるまで思い切り泣いてもいいんです。周りから「元気出して」と言われることもあるかも知れませんが、大切な家族を失って一朝一夕で立ち直れる人がこの世にどのくらいいるのでしょうか。
「いつまでも泣いていたら愛猫が悲しむ」と感じることもあるかも知れませんが、前を向けるようになるまではどんなに泣いたって愛猫もきっと許してくれるでしょう。
3.供養をする
愛猫の葬儀をしたり初七日、四十九日といった儀式や供養をしてあげるのも『気持ちの整理をする』上で大切なことです。
もちろん絶対にしなくてはいけないことではないのですが、どうしても気持ちに区切りがつかない場合にはそういった儀式に頼るのも1つの手なのではないでしょうか。
お葬式をしたからといってお骨を埋葬しなければならないというわけでもありませんし、お骨を自宅で供養されている飼い主さんもいるようですよ。
まとめ
猫の寿命は人間よりはるかに短いです。そのためお迎えしたのならばいつかお別れの日がきてしまうのは避けられません。
想像よりずっと短い一生を終えてしまう子もいますし、いつ何が起きるか分からないのが『命』です。
たとえ覚悟していても、突然いなくなってしまったとしても「あの時ああしていれば…」という気持ちは尽きません。
その気持ちを無理に抑え込んで余計に辛くなってしまうほうが愛猫も悲しむと思います。大切な家族が亡くなってしまったのですから、思い切り泣いたり落ち込んだりしたっていいのではないでしょうか。