マスキングテープに「擬態」 菊名の古書店で美術展
一見してマスキングテープで星を模ったように見える作品も、アクリル絵の具を厚く塗った「絵画」。作品を作る過程で捨てられるマスキングテープをあえて丁寧に描くことで、テープそのものに意味を見出す。
三浦市の古書店「汀線(ていせん)」(菊名493)では、画家・大槻英世氏の個展「retrace〜汀線を描く」を開催している。同店店員で写真家の阿部明子さんが主催。作家仲間である大槻さんの作品に感銘を受け、「店内にさりげなく展示することで作品の魅力が増すのではないか」とオファーした。
開場は午前11時から午後5時。月・水・日曜定休。会期は3月22日(土)まで。