クローズZEROスタッフが描く熱いバトル『BLUE FIGHT~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』
ブレイキングダウンの仕掛け人であり、カリスマ格闘家の朝倉未来が少年院で行ったスピーチから着想を得た『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』は、『クローズZERO』のスタッフと共に製作された新たな不良バトル。己の力ひとつで成り上がろうとする若きアウトサイダーたちの青春譚、ハードバイオレンス、抗争劇の新たなるバトルは要チェック!
1/31(金)の公開に先駆け、試写会に参加したSASARU movie編集部が見どころをレポートします。
※ブレイキングダウンとは? "1 分 1 ラウンド"という超短期決戦に全力をかけ、格闘技や格闘家のありきたりなイメージを“壊 し続ける”という意味を込めた「Breaking Down」の大会名の通り、様々なバックボーンをもった格闘家が出場し最強を決める新しい総合格闘技エンターテインメ ントのこと。
『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』の気になるストーリー
強盗の罪で少年院に送られた18歳の不良少年リョーマ(吉澤要人)は、少年院で同い歳のイクト(木下暖日)と出会います。「濡れ衣を着せられた」と言うイクトと打ち解け、次第に2人は唯一無二の親友に。格闘家で人気YouTuberの朝倉未来の少年院訪問をきっかけに、ブレイキングダウン出場を夢見て人生を再スタートさせようとする2人ですが、リョーマはイクトにどうしても言えない大きな秘密を抱えています。それはイクト逮捕に関わる衝撃的真実でした。リョーマはイクトに真実を打ち明けることができるのか? そして2人の「ブレイキングダウン出場」の夢の先にあるものは…?
夢を追いかける少年たちの熱い想い
少年院に訪れた人気格闘家の朝倉未来(本人)が語った「本気でやれば、真剣にやれば、夢は叶う」という熱いメッセージに強く感銘を受けたリョーマとイクト。
少年院に入った経験がある朝倉の言葉は、人生を諦めかけていた少年たちの心に響き、忘れかけていた夢や希望を呼び起こさせてくれた印象的なシーンです。
そして、格闘家を目指すことを決めた2人は出所後にキックボクシングジムに通い「ブレイキングダウン」出場を目指すことに。更生を願う母(篠田麻里子)やジムのオーナー緋野(寺島進)らの応援をうけ、人生を再スタート。
道を踏み外してしまった彼らを温かく見守る大人たちを観ていると、こちらも思わず応援したくなってしまいます。
不屈のスピリットを込めたバトルムービー
総勢2,000人が参加した厳しいオーディションを勝ち抜いた若き新鋭キャストと三池崇史監督がタッグを組んだ本作。オー ディションに参加するまで脚本すら読んだことがなかったという木下暖日、本作が映画初出演の吉澤要人、その二人を大胆にも抜擢した三池監督は「無名であるという今しかない強みがある」と語っています。
主演の2人が、約1ヶ月にも及ぶアクショントレーニングを繰り返した若さと熱気あふれる大迫力の格闘シーンにも注目を。ジムでのスパーリングシーンや2人に立ちはだかる半グレ集団・クリシュナとの大乱闘は見応えたっぷり!素晴らしい格闘シーンを魅せてくれますよ。
そしてもう1つ見逃せない最大のポイントは、エグゼクティブプロデューサーである溝口勇児が熱烈オファーを送ったGACKT演じる最凶のラスボス的存在、御堂静。
ヤンキーや不良少年たちとは全くオーラが違う御堂のルナティックさを演じるのはさすがカリスマ性のあるGACKT。御堂役に全力で挑み、よく練り上げられた個性的なキャラクターには登場時から引き込まれます。
また、『クローズZERO』シリーズのキャストが登場しているのも注目ポイントです。エグゼクティブプロデューサー溝口勇児と朝倉未来たっての希望で実現した『クローズZERO』の集結はファンが胸を熱くすること間違いなし!
アクションシーン満載、バイオレンスでありながら伝わる熱い友情、仲間、夢、そしてブレイキングダウンへの道、ぜひ映画館で堪能してください。
ブレイキングダウンファンならではのお馴染みの面々や、意外な人物らのカメオ出演で楽しめますよ!
BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~基本情報
出演
木下暖日 吉澤要人
篠田麻里子 土屋アンナ 久遠 親 やべきょうすけ 一ノ瀬ワタル
加藤小夏 仲野 温 カルマ 中山翔貴 せーや 真田理希 大平修蔵 田中美久
金子ノブアキ 寺島 進
高橋克典 GACKT
監督:三池崇史
脚本:樹林 伸
音楽:遠藤浩二
原作:樹林 伸 YOAKE FILM
公式サイト:bluefight.jp