たつの城下町に6月9日OPEN!『焼鳥元輔』のお洒落でカジュアルに楽しめる焼き鳥 たつの市
風情溢れるたつの市の城下町に『焼鳥元輔』がOPEN。何やら“こだわりのある焼き鳥”と聞いて、いてもたってもいられない筆者は少し早めに取材に行ってきました!
場所はたつの市城下町の中心部、すぐ近所には、菊屋蔵やSUSHI&BEGETABLE心など、人気のお店が立ち並びます。
店内に入るとすぐに表れるのは、木の温もりと安らかな香りを感じることの出来る特注のカウンター。オープンしたばかりとあって店内はとっても綺麗!
カウンターは少し背が高く、椅子の下に荷物置き場も完備されており、ゆっくりと時間を楽しみたいお一人さまにも良いのかもしれません♪
奥に進むと、見えてきたのはまるで焼き鳥屋さんではないかのような、カジュアルで親しみやすい店内。落ち着いた優しくかわいらしい色合いのファブリックの椅子は若い女性や家族連れにも好まれるような雰囲気でとっても素敵でした。
赤ちゃん連れでも楽しめるようにと工夫されたお座敷席の床は柔らかなクッションフロアになっていて、ベビー椅子の“バンボ”まであります(このお座敷は床が気持ちいいし何より座りやすいのがいい!)。
「うちは焼き鳥屋では少し珍しくて、無煙ロースターを導入しているんです。店内には煙が広がらないので、匂いを気にせず食事を楽しんでもらえますよ」と店主の西谷さん。
従来の焼き鳥屋のイメージの逆を目指しているという西谷さんは、もっと気軽にカジュアルに、世代を問わず楽しめる焼鳥屋を目指しているのだとか。
今回はシンプルに焼き鳥を味わうべく、同店自慢の焼き鳥3種類をオーダーしてみました。
「鬼ヤゲン軟骨」は通常の倍の大きさ。備長炭で焼いた炭の香りが香ばしく、軟骨にたっぷりついた肉をしっかりと味わえるのがポイントです。
食べるほどについついハマってしまうこのコリコリとした食感とさっぱりとした塩味とレモンの酸味、ブラックペッパーのピリリとしたアクセントの虜になる人も多いそう。
「ハラミ」は、身がきゅっと締まっており、一度タレに付けた上からねぎやスパイスをトッピング。「これ!めちゃくちゃ美味しいんですよ!」とスタッフさんも声をそろえておすすめして下さった一品です。ニンニクのパンチがきいていて、う~ん、これはビールがとっても合いそう!
「特製かもつくね」は、鶏肉だけでなく、旨みの強い鴨肉も一緒に合いびきにしてあるとのこと。また、つなぎを少なくし、一度油に通すというひと手間を加えることで、焼き上げた際のジューシーさを生み出しているのだそうです。
鴨肉の脂の旨みがじわ~っと口の中いっぱいに広がり、炭の香り、軟骨の食感がすかさず追いかけてきます。この至福の三重奏のハーモニーはとっても素晴らしい…。
ちなみに、「タレは僕の好みより少し甘めにしてあるんです」と言う西谷さん。筆者的には、甘さを強く感じることもなくちょうど良いタレ味わいで、上手く肉の味わいを纏めており、口の中に残る旨みの余韻はとても絶妙でした。
焼き鳥は1本200円~注文が可能。メニュー表は一部ですが、ほかにも、生もの、揚げ物、ご飯デザート、ドリンク類も充実しています。
お父様と同じ屋号を受け継がれた西谷さんのお店。そこには、これまでの焼き鳥屋のスタイルとは全く異なる、西谷さんらしさが息づいています。亡き父の背中を超えようと、新たな挑戦に踏み出したその姿に、筆者は熱い思いを抱かずにはいられませんでした。
これからも、西谷さんの後ろ姿をそっと見守っていきたいと思います!
場所
焼鳥元輔
(たつの市龍野町本町29番地1)
営業時間
17:00~23:30(L.O.22:00)
定休日
水曜日
駐車場
10台
※満車の場合は近隣の市営駐車場をご利用ください