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【知っていますか?聴覚障害のこと】手話を知ることはともに生きること

日刊にいがたWEBタウン情報

 

新潟市では、障がいのある人もない人も、誰もが安心して暮らすことのできる共生社会の実現を目指しています。

聴覚障がいや手話について紹介します。

知っていますか?聴覚障がいのこと

聴覚障がいとは

耳の機能に障がいがあり、音や声が聞こえない、聞こえにくい状態のことをいいます。

■ろう者(ろうあ者)
生まれつき重度の聴覚障がいのある人。おもに手話でコミュニケーションを取る
■中途失聴者
音声言語の獲得後に、病気などによって耳が聞こえなくなった人。音声で話すことができる人もいる
■難聴者
聞こえにくいが、聴力が残っている人。補聴器を使って会話ができる人や、わずかな音しか聞こえない人などさまざま。手話を補助として使う人もいる
■盲ろう者
目も耳も不自由な人。相手の手話を触って読み取る触手話などでコミュニケーションを取る人もいる

コミュニケーション手段

コミュニケーションの取り方は人それぞれです。
相手や場面によって使う手段が変わることもあります。

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見かけたら、優しい行動を
思いやりのマーク

意味を正しく理解し、思いやりのある行動を心掛けましょう。

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手話と生きる

生まれつき耳が聞こえず、手話を日常言語として使用している人に話を聞きました。

Q.1・手話をどのようにして覚えましたか?
A.1・子どもの頃、ろう学校に高等部まで12年間通いましたが、当時ろう学校では、手話の授業がありませんでした。社会に出てから手話を使う友達と交流しながら覚えていきました。

Q.2・聞こえる人とどのようにコミュニケーションを取っていますか?
A.2・ほとんどが筆談や身ぶりです。特に若いろう者は、昔よりも文章を理解する力が付いている人が多いため、スムーズに筆談で会話ができると思います。

Q.3・手話ができる人がいて良かったと思うことはありますか?
A.3・スマートフォン教室に行く時、手話通訳者を派遣してもらい、手話で教えてもらえて助かっています。また、入っている手話サークルで、文章や言葉の意味を学ぶことができてありがたいです。手話ができる人が増えてくれると私もほっとします。聴覚障がいのある人もない人も、暮らしやすい世の中になったらうれしいです。

学ぼう話そう 手話サークル

手話を気軽に楽しく学べる手話サークルがあります。
興味がある人は、参加してみませんか。
※各サークルの活動日時、場所、問い合わせ先など詳しくは新潟市ホームページに掲載

詳しくはこちら (https://www.city.niigata.lg.jp/iryo/shofuku/oshirase/syuwacircle.html)

新潟手話サークル

昭和48年にできた新潟市でもっとも歴史のある手話サークルです。手話に関わりたい幅広い世代の人が集まり、聴覚障がいのある人もない人も手話を使って交流や学習をしています。見学や参加を希望する人は、問い合わせ先へ連絡してください。

●活動時間 金曜19:00~20:30、土曜10:00~12:00
●活動場所 総合福祉会館(新潟市中央区八千代1)
●年会費 2,000円
●問:新潟手話サークル・米沢
tel.080-2568-0158

心と心でコミュニケーションしよう

聴覚障がいのある人と話をするとき、ほんの少しの気遣いで、コミュニケーションが取りやすくなります。

問い合わせ先
新潟市障がい福祉課
問い合わせ先
電話番号
025-226-1237 FAX 025-223-1500
リンク
https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/koho/kohoshi/shiho/new/index.html

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