刺激的な美味しさ!淡路島『EXODUS』の産直野菜たっぷりの本格タイ料理とお酒 洲本市
淡路島洲本市のコモード56商店街に、チャレンジショップとしてオープンしたタイ料理のお店『EXODUS(エクソダス)』に行ってきました。
堀端筋からコモード56商店街に入り、徒歩1分。「タイ×アテ×酒」の看板の通り、本格タイ料理をアテにお酒が飲めるカウンターのみの小さなお店です。
お酒のお店とはいえ、流木や木の温かみを感じられるインテリアのおかげか、バーのような入りにくさはありません。席数が限られているだけに、通りからのぞいて席が空いていたらチャンス!ふらっと入ってもまったりとした寛ぎタイムを過ごせそうです。
タイ料理だけではなく、実は家庭料理も得意という店主のマサさん。その日その日のメニューを黒板に書いて提供するスタイルなので、行くたびに思いがけないメニューを味わえるかもしれません。
この日は、定番メニューの「生春巻き」「ラープムー」「ジャスミンライス」「カオマンガイ」をいただきました。
瑞々しいたっぷり野菜がシャキシャキと心地よい食感の「生春巻き」。エビはぷりぷり、フライドオニオンはサクサク、春雨にはスイートチリソースがよく絡んで、ボリューム満点です。パクチーは別添えで、苦手な人はよけられるのも嬉しいところ。
「ラープムー」は、豚ひき肉と野菜を、ハーブ、唐辛子、ナンプラー、ライム、炒ったもち米で和えた料理。食べてみると、しっかり辛い!でも旨い!
ナンプラーの旨みや唐辛子のきりっとした辛み、ハーブの爽やかな香りの相乗効果で肉の臭みは全く消えています。苦みの無いすっきりとした淡路島玉ねぎと濃厚な豚肉が、エスニックならではの複雑な味わいでしっかりと調和して、五感がフルに刺激されるような美味しさです。これは絶対、お酒に合う。
ホロホロに柔らかい蒸し鶏がたっぷりのった「カオマンガイ」。鶏のスープで炊いたジャスミンライスも良い香りです。
タオチオというタイの味噌を使用したタレを付けて食べると、感動的な美味しさが広がります。豆鼓に似たコクのある旨みに、お酒のような鼻から抜ける深みのある香り。日本の味噌や醤油では真似できない味わいです。
こちらも鶏の臭みは全く感じず、ふっくらしっとりとしたお肉とジャスミンライスは、味も食感も癒し系。
もっと辛さが欲しいという猛者には、淡路島AJFarmの特製唐辛子も用意されています。
「自家製スパイス焼酎」(650円・税込)もあったりして、お酒が充実している同店。タイの「シンハービール」(750円・税込)、キリン「ハートランド」(700円・税込)、ソフトドリンク(500円・税込)は「マンゴージュース」や「グアバジュース」など、お好きなドリンクを片手に楽しめば、タイの屋台に来たような感覚を味わえます。
常に自然体で自由人なマサさんのゆるい空気感もお店の味。バンドマンでもあるマサさんと、音楽の話やタイの話で盛り上がるのも楽しそうです。
ちなみに店名の『EXODUS』には、”脱出”という意味があるのだとか。非日常なのに病みつきになる中毒性のあるタイ料理で、いつものルーティーンをちょっと抜け出せる、刺激的なお店です。
場所
EXODUS
(洲本市本町5-3-4)
営業時間
17:30~1:00(L.O 0:00)
日曜のみ17:00~22:00(L.O 21:00)
定休日
月曜日、第2・第4火曜日