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エンジニアから注目を集めた記事は? 2025年9月版ランキング

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エンジニアから注目を集めた記事は? 2025年9月版ランキング

夏の熱気が残った9月。エンジニアtypeでは、目の前の仕事だけでなく、キャリアや仕事への向き合い方の「本質」を問い直すテーマに注目が集まった月間だった。

CTO経験者が語る「プログラミング脳」を鍛える書籍から、ヒットアニメの個人制作の舞台裏、さらには伝説の編集者の哲学まで、エンジニアとしての土台を固める上で参考となる記事が目白押しだ。

ここでは、2025年9月に公開された記事の中から、特に読者から熱い支持を得た記事をランキング形式で紹介する。

【1位】CTO経験者たちの「プログラミング脳」を鍛えた書籍五選

CTO経験者たちの「プログラミング脳」を鍛えた書籍五選type.jp

9月13日の「プログラマーの日」に合わせ、CTO経験を持つエンジニアに、彼らの「プログラミング脳」を鍛え上げた書籍を尋ねた特別記事が月間ランキングのトップとなった。

日々の業務知識だけでは得られない、プログラミングの本質的な理解。そしてプロフェッショナルとしてのマインドセットを築く上で必読となる5冊を紹介。特に若手エンジニアにとって、技術選定に迷った際の指針となる内容だ。

【2位】『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』生みの親・亀山陽平が明かす制作裏「限りあるリソースを嘆かずに“上手く”やる」

『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』生みの親・亀山陽平が明かす制作裏「限りあるリソースを嘆かずに“上手く”やる」type.jp

ほぼ一人の手によって制作されていながら、レトロポップな世界観と高いクオリティーで世界的な注目を集めた3DCGアニメ『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』。本作の監督である亀山陽平さんのインタビュー記事では、「個人発のクリエーティブが世界で戦う」ために、亀山さんがどのような戦略と思考法を取ったかが語られている。

限られた時間や予算という現実的なリソース制約を逆手に取り、いかにして最大の映像表現を実現したのか。制約の多い環境下で「いかに上手くやるか」を問う亀山さんの姿勢は、開発現場で直面する課題を乗り越えていく際の大きなヒントとなるだろう。

僕は映画制作の舞台裏を調べるのが好きなのですが、かつての映画はさまざまな技術的制約がある中で、あらゆる知恵を絞って作り上げられています。

例えば、ドアノブに手を伸ばすシーンを撮影しようとすると、どうしてもカメラ本体がドアノブに反射して映り込んでしまう。今の技術であれば後から簡単に消せるけど、昔はそうもいきません。そこで、カメラに登場人物の服と同じ形の布を被せることで、上手くごまかしていたんです。

それと同じように、僕の作品にもいろいろなリミットがあることがバレないように作っている部分が多々あるんですよ。

個人や少人数でできることには限界があるので、いかに面白い映像を作っていくか、僕も常に頭を捻っています。

【3位】よく遊びよく働く、テックな人たちに聞いた「趣味」大公開! 仕事への思わぬ影響も?

よく遊びよく働く、テックな人たちに聞いた「趣味」大公開! 仕事への思わぬ影響も?type.jp

「仕事ができる人はプライベートも充実している」とはよく言ったものだが、毎日多忙を極めるトップエンジニアや経営者たちは、何をモチベーションに仕事以外の時間を過ごしているのだろうか。

本記事では、テックな領域で活躍する著名人5名が、今熱中している「趣味」を写真付きで紹介!ブルースギターの練習法から学んだ「理解に時間をかける重要性」、20人規模のコスプレ撮影で鍛えられた「大人数マネジメント」など、趣味が仕事に活かされた瞬間もピックアップしている。

「仕事も遊びも全力投球」で楽しむ人たちの様子を見ることで、エンジニアライフをより良くするためのきっかけとなれば幸いだ。

【4位】『ドラゴンボール』編集者の“事”に仕えるものづくり哲学「圧倒的成果を出して、誰にも文句を言わせない」【鳥嶋和彦】

『ドラゴンボール』編集者の“事”に仕えるものづくり哲学「圧倒的成果を出して、誰にも文句を言わせない」【鳥嶋和彦】type.jp

『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』といった国民的メガヒット作を世に送り出した伝説の編集者、鳥嶋和彦。鳥嶋さんは、組織の論理よりも読者と作家を最優先する「事に仕える」という独自の仕事哲学を持つ。

本記事では、「ジャンプが嫌い」だったという彼が、いかにして圧倒的な実績を上げ、自分のやり方を貫き通したのか、その思考プロセスに迫る。プロダクトマネジメントやチーム開発において、「自分の信念と組織の期待」の板挟みになった経験があるエンジニアにとって、「圧倒的成果で全てをねじ伏せる」ための視点とエネルギーを与えてくれる必読の内容だ。

僕はずっと読者と作家を第一に考えて仕事をしてきたけど、編集部は雑誌の発行部数を重視していたから、自分の姿勢を貫けば上司や同僚と折り合いが悪くなったり、面倒なことも起きたりする。でもさ、読者と作家を見ていれば、そんなことはどうでもいいんだよ。

仕事は「事に仕える」って書くでしょう? その意味をちゃんと考えれば、仕事はつらくないの。会社や上司の考え方に合わせて、前例に従って正しいやり方をするから苦しくなる。

例えば、やりたいことの承認が上司から下りない場合、本当にやりたいなら決裁者がどういう人間か、リサーチするよね。ボスを知らずに攻略しようとしたって討死するんだからさ。それでも駄目ならさらに上の上司に話を通す手もある。

本質を考えて、そこに対する傾向と対策を立てた方が結果として楽しいし、自分なりのやり方になるじゃん。決まりきったやり方の方が楽かもしれないけど、それは事に仕えていないし、自分で自分を殺しているよね。

【5位】プログラミング的思考は最強のライフハック? ひろゆきら4人が語る「プログラマーでよかった瞬間」

プログラミング的思考は最強のライフハック? ひろゆきら4人が語る「プログラマーでよかった瞬間」type.jp

ひろゆきさん、河合俊典(ばんくし)さん、吉羽 龍太郎さん、伊藤淳一さんの4名が、プログラミングを通じて培った「プログラマー脳」が日常生活にもたらす具体的なメリットを語った記事が5位にランクイン。

業務外の日常で発生するトラブルや非効率な作業に対し、彼らは「デバッグ思考」「無ければ作る精神」「論理的な手順化」といったプログラミング的アプローチを適用し、日々の生活をハックしている。

エレキギターのノイズ原因をまるでコードのバグのように切り分けたエピソードや、コードを書くのと同じ要領で他人への指示出しを行うコツなど、技術が日常をどう変えるかを知ることで、プログラミングスキルの新たな価値を発見できるだろう。

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