箸が止まらない美味しさ…!アレンジレシピも!福井の郷土料理「へしこ」食べてみた
「日本の郷土料理百選」にも選ばれたことのある、福井県若狭地域の郷土料理・魚の糠漬け「へしこ」。独特の味わいが食べた人をとりこにするのだとか。その郷土料理「へしこ」は、洋食と合わせても美味しくいただけるんです♪
【知る人ぞ知る郷土料理】「へしこ」って何?
福井県の郷土料理「へしこ」は、鯖や鯵、鰯などさまざまな魚を1年以上米糠の中で熟成させた、味噌やチーズのように濃厚な味わいの発酵食品です。
その歴史を紐解くと、江戸時代中期にはすでに作られ始めていたのだとか。
語源は「圧(へ)しこむ(漁師が樽に魚を漬け込むこと)」の省略形ともいわれています。
福井県で漬けられた鯖のへしこを始めとする魚介類は「若狭街道(わかさかいどう)」を通って京都へと運ばれていたため、近年になってから若狭街道は「鯖街道」と呼ばれるようになったそうですよ。
【知る人ぞ知る郷土料理】「へしこ」を丸ごと楽しめる「へしこピザ」
塩分を多く含む発酵食品ならではの旨味を持つ「へしこ」。
糠ごとお茶漬けにするのも、お酒を楽しんだあとの食事のしめにもぴったりですが、おすすめは「へしこピザ」!
鯖の濃厚な味わいと独特の塩気はとろけるチーズのまろやかさとベストマッチで、さながら“和製アンチョビ”のようです♡
おつまみだけじゃない!「へしこ」を食卓に取り入れてみて♪
和風にも洋風にも楽しめてアレンジの幅が広い、日本海沿岸地域の名物「へしこ」を紹介しました。
一度食べたらクセになること間違いなし!気になった方は、ぜひ試してみてくださいね。