涙もろい人には要注意!いま日本で観られる「泣ける」韓国ドラマ5選
観る者の共感を呼び、瞬く間に物語の世界に引き込むのが得意な韓国ドラマ。
韓ドラファンなら一度くらいは、気付いたら号泣していたなど、予期せずして泣かされた経験があるのではないだろうか。
例え予め感動作だと分かっていても、予想外に心を揺さぶられたという声は多い。そういった作品は、いつまでも人々の心に残り続けるものだ。
そこで本記事では、涙もろい人には要注意な泣ける韓国ドラマを5つピックアップして紹介する。BSまたはCSで今観られるラインナップだ。
各番組の放送情報に加え、映画やドラマなどのレビューサービスFilmarks(フィルマークス)に寄せられたれ評価も併せてお届けする。
(図)Danmee読者12,273人が選んだ「新韓流四天王」4人
霊魂修繕工 (KBS/2020)
『霊魂修繕工』は、トラウマを抱えた精神科医と、怒りを抑えることのできない女優が繰り広げるヒーリングラブロマンス。ベテラン俳優シン・ハギュンと、ロマンス演技はもちろんジャンルを問わず活躍するチョン・ソミン主演作だ。
両者が徐々に惹かれていく過程が見どころの1つだが、病院に訪れた患者たちを演技療法によって助けていくストーリーは感動的。それぞれが抱える心の傷にフォーカスした物語に、涙が頬を伝う。
●Filmarks評価/レビュー数:★3.6/88件
●日本初回放送情報:ホームドラマチャンネル/2025年1月23日(木) 午前7時~
赤い袖先 (MBC/2021)
『赤い袖先』は、若かりし日の朝鮮王朝第22代王イ・サンと、宮女との宮廷ロマンス時代劇。イ・ジュノとイ・セヨンを主演に迎え、本国はもちろん日本でも爆発的支持を得た韓ドラ史に残る名作の1つだ。
互いを想い合う2人の選択や決断、余白を残した予想外のラストに号泣したという視聴者が多く、美しい世界観の中で極上のラブストーリーが繰り広げられている。切ない恋物語を観たい人にぴったりだ。
●Filmarks評価/レビュー数:★4.0/772件
●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年1月9日(木) 11時30分~(レギュラー放送)、2025年1月16日(木) 24時~(追っかけ放送)
カーテンコール (KBS/2022)
『カーテンコール』は、余命宣告を受けたおばあさんのために、願いを叶えるべく大芝居を打つ男性と彼に関わる人々のヒューマンドラマ。大物女優ハ・ジウォンと、安定感のある演技力を持つカン・ハヌルの熱演によって感動作に仕上がっている。
家族愛が描かれたついホロっとしてしまう冒頭にはじまり、ラストまで観る者の心を掴んで離さないストーリーが目白押し。戦争の混乱の中で、変わらぬ愛を守り続ける人々の姿が印象的な作品だ。
●Filmarks評価/レビュー数:★3.9/287件
●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年1月11日(土) 9時30分~(レギュラー放送)、2025年2月17日(月)13時半~(追っかけ放送)
奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い (MBC/2013)
『奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い』は、“鉄の女”と呼ばれた奇皇后の生涯をベースに、愛と野望を描いた歴史ドラマ。度重なる困難と窮地に見舞われるが、強く生きる奇皇后をハ・ジウォンが見事に描き出している。
権力争いと愛が複雑に絡み合い、そこに三角関係まで生まれるラブストーリーの行方が切なすぎる物語で、低い身分だった女性が懸命に生きる姿も観る者に感動をプレゼントする。
●Filmarks評価/レビュー数:★4.2/443件
●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年1月13日(月) 11時30分~(レギュラー放送)、2025年1月20日(月) 24時~(追っかけ放送)
マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~(tvN/2018)
『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』は、理不尽な社会に翻弄され疲れてしまった若い女性と中年男性が出会って、互いに心を癒していくヒーリングドラマ。故イ・ソンギュンさんの代表作の1つとして、ドラマファンの心に深く残り続けている。
ハラハラする展開や豪華な演出はないが、登場人物の日常生活が淡々と描かれていることで、各キャラクターの心情が痛いほど理解でき、彼ら彼女らの苦悩に共感せずにはいられない。観れば観るほど押し寄せる波のように、視聴者を感動させる作品だ。
●Filmarks評価/レビュー数:★4.4/2789件
●日本初回放送情報:BS10/2025年2月2日(日) 11時~
(ライター/西谷瀬里)