大庭で子どもがピザ作り マイミライnext主催
湘南大庭公民館で22日、移動式の窯で子どもたちがピザを焼いて食べる子ども食堂「CommunityDiningLiaison」が開催された。
大庭を中心に活動する「マイミライnext」(細沼惠美子代表)が主催。藤沢西高校の生徒らが中心に、近隣の小学生や中学生、卒業生ら、地域の80代などを含めた30人が地域の活性化に向けて活動している。
当日は17人が参加し、大庭中学校の環境科学部が育てた水菜や唐辛子、同校の敷地内で採れた橙のジャムなどをお好みでトッピングした。
400度の窯で、ピザは1枚1分ほどで焼きあがる。昨年から利用されている窯は組み立て式で、土台は藤沢西高OBの職人の手作り。これまでも「ふるさとまつり」で500枚のピザを焼いた。災害時の活用なども見込めるという。
初めて包丁を握った子や、嫌いな食材が食べられるようになった子もいたという同イベント。参加した子どもは「今まで食べたピザの中で一番おいしい。またやりたい」と話した。