Yahoo! JAPAN

開催から1カ月が経過した大阪万博の気になる来場者数や混雑具合は?

セブツー

大阪万博がついに始まった。開催にあたって様々な問題を指摘されていたが1カ月経った現在、その実情はどのようになっているのだろうか。

まずは気になる来場者数だ。今年2月にセブツーでも大阪万博入場チケットの売れ行き不振について記事を出したが、2月12日時点では累計販売枚数が780万枚と目標にしていた前売りチケット1400万枚に遠く及んでいない状況が問題視されていた。大阪万博の公式サイトを確認すると4月18日時点で累計販売枚数は約1000万枚となっており、2月12日からおよそ220万枚増加したことがわかる。そのうち前売りチケットは約970万枚。万博協議会は教育旅行や団体旅行予約の一部として230万枚程度の販売が見込まれており、970万という数字にこの230万を加えることで当初の目標であった前売りチケット1400万枚に相当するとしている。

万博協議会が今年2月にチケット販売数の増加を見込んで打ち出したのが当日券だ。前述した累計販売枚数と前売りチケットの販売枚数から当日券の販売枚数は約30万枚ほどだとわかる。

「並ばない万博」、これが今回の万博のコンセプトの一つだ。これを達成するために公式サイトでは混雑情報を毎日更新し、Youtubeでは会場の様子をライブカメラで見ることもできる。GWで混雑も予想されるが、混雑時には予約なしのパビリオンであっても入場制限などを行なって対応するとしている。

開催から1カ月を振り返ると、いくつか想定外のハプニングも発生した。その最たるものが万博の目玉の一つだった「空飛ぶクルマ」だ。4月26日に行われたデモンストレーション飛行の際に機体の一部が破損する事故が起こり、4月28日以降運休の状態が続いている。また自動運転の舞州万博P&Rシャトルバスでは4月28日に擁壁に接触する事故が起こり、自動運転車両に限り運行をとりやめている。

【関連記事】

おすすめの記事