「地元で釣れない魚を釣りたい!」高知遠征ロックフィッシュゲームで念願のオオモンハタとアカハタと対面
最近ふと見たYouTubeに高知で色んな釣りをしている動画を見かけた。筆者の地元である瀬戸内エリアにはない景色やなかなか見られないような魚を釣っているのを見て居ても立っても居られず、高知遠征釣行に出かけた様子をレポートする。
アカハタとオオモンハタが釣りたい
今回の遠征目的はとあるロックフィッシュが釣る事だ。太平洋側の海では比較的メジャーな魚だが、筆者の活動フィールドでは出会うことのできないアカハタとオオモンハタがとにかく釣りたかった。
太平洋側ではメジャーと言っても割と地域性のある魚と聞いていたので、取り敢えず魚の魚影が濃そうな場所且つ一度行ってみたかった室戸岬方面に向けて出発した。約5時間の道のりを掛け夜明け少し前に目的地の室戸岬周辺に辿り着いた。
地元とは全く異なる環境
近くの漁港に車を停め少し外に出てみると、真っ暗な景色の中でも薄っすら見える巨大な堤防の壁とその壁に波が当たる音が聞こえた。
既に地元の景色とはかけ離れた光景に興奮しつつも見知らぬ景色が少し怖くも感じた。段々と明るくなってきて薄っすらと見えていた巨大な壁もハッキリ見え、その大きさに改めて驚いた。
クロー系ワームで壁際を探る
景色に気を取られている時間がもったいないので早速本命のハタを狙うためタックルを組む。まずは、クロー系のワームに10gのシンカーで壁際のボトムを探ってみることに。
ルアーを壁際に落としみるとかなり水深がある、その上ボトムも敷石の隙間が大きいのかかなりゴツゴツしている。また少し明るくなってくるとボトムが薄っすら見え始めた、かなり水深があるはずだが結構綺麗に見えるので水の透明度が高いのだろう。
念願のアカハタと対面!
足元を探りながら少しづつ移動していると、何かが沈んでいるのかボトムがゴチャゴチャとしている箇所があった。
こういう場所に魚が着いているかもと思い少し丁寧に探っていると…。
ボトムの起伏からルアーが乗り越えた瞬間、グッと抑え込むようなアタリがあり即座にフッキング。
根に潜られないように一気に巻き上げてくると、ずっと釣って見たかった念願のアカハタ!15cm程の小型ながらかなり力強い引きだった。
続けてオオモンハタも手中!
その後壁際で反応がなくなったので、今度は少し沖の敷石の切れ目を狙い細かく探っていると、コツコツとしたアタリがありそのままアワセ巻き寄せてくると……。
今度はこれもまた今回の遠征の本命であるオオモンハタ!
これも小型ながら開始早々に釣って見たかった本命が連続して釣れてくれて大歓喜だ。日もかなり登り漁港内で反応がなくなってきたので、少し場所を移動し小さな磯のような場所に来てみた。
場所移動でサイズアップ成功
初めての場所で水深もボトムの感覚も分からないので、アピール力のあるブレード付きのワームでボトム付近を探ってみる。かなり起伏のあるボトムを探りながら、ルアーが薄っすらと見える手前の岩を乗り越えようとしたとき、突然ガツンと手元に伝わるアタリが。
トラブル発生
慌ててフッキングをしたがここでリールシートからリールが外れるトラブルが発生。
片手にロッドもう片手にリールを持ち、焦りながら魚を根に潜らせないよう必死に寄せてくる。
上がってきたのは先程の魚より少しサイズアップしたオオモンハタだった。トラブルはあったが、本命のサイズアップができた。
現実はそんなに甘くない
遠征釣行開始早々本命に出会う事ができたので、休憩がてら折角高知まできたので少し近くを観光してみた。
行ってみたかった室戸岬や色んな道の駅にも立ち寄り引き続き本命のサイズアップ目指して再開と意気込んだものの、現実は厳しくそれから遠征中の三日間悪天候や時化により入りたかったポイントに入れなかったり、雰囲気の良い場所で粘ってみるも魚の気配すらなく再び本命に出会うことは叶わなかった。
しかし、全く知らない初めての場所で本命に出会うことができ行ってみたかった場所を観光できたりとかなり満足のいく遠征になったと思う。本命のサイズアップを求めてまた遠征に行く理由ができたため、いい時期を見計らってリベンジしたい。
<明石健太郎/TSURINEWSライター>