こだわりの梅干しを審査 品評会に36点出品
地元の特産品である「小田原梅」を使用した梅干しの品質を競う小田原梅干品評会の褒賞授与式が1月31日、梅の里センターで行われた。小田原梅ブランド向上協議会が主催。
小田原梅普及と消費拡大を目的に開催されている品評会。今年は生産者の部と一般の部合わせて36点の作品が出品され、形や色、味、香りなどの審査を経て各賞が決定した。
昨年に続いて大賞にあたる神奈川県知事賞を受賞した斉藤昌代さんは「十郎梅は小田原のブランドなのでたくさんの人に食べてもらいたい」と話した。また、小田原市長賞は市川照子さん、小田原市農業委員会長賞は内野憂子さんが受賞した。一般の部では、下曽我小学校の3年生が作った梅干しが曽我別所梅まつり観光協会長賞を受賞。「プロが漬けたような外観の良い梅干しが出品されており、一生懸命に取り組んだことが伝わってきた」と評価された。
出品された36点の作品は3月9日(日)まで同センター1階談話ロビーで午前9時〜午後5時まで展示される(夜間利用者がいる場合は9時30分まで)。