【倉敷市】キャンドルフェアリー 〜 美観地区の近くで世界に一つだけの手作りキャンドル体験ができるお店
『キャンドルフェアリー』は、オリジナルキャンドルの手作り体験ができるお店です。
2017年3月に、12年間の営業を終えた倉敷アイビースクエアの「CandleWorld(キャンドルワールド)アンテナショップ」が行なっていた、「手づくりキャンドル体験」を引き継ぐ形で2018年2月にオープンしました。
県外からも、リピーターのお客様が毎年来られるほど愛されているキャンドルショップです。
世界にたった一つだけのオリジナルキャンドルは、年齢問わずお土産にぴったりですよ。
岡山を中心にステージやCM出演などで活躍中の「岡山歌っ子すずちゃん」が、オリジナルキャンドル作りに挑戦してくれました!
笑顔あふれるキャンドル体験を紹介します。
30種類以上のメニューから選べる!手作りキャンドル体験
キャンドルフェアリーに入ると、目の前には『今月の手作り体験メニュー』の棚があります。
手作りキャンドル体験コースは、以下の4種類です。
所用時間:30〜50分
定番メニューや季節限定メニューがあり、訪れる時期によって選べるキャンドルは変わるそうです。
たくさんあるキャンドルの中から、作りたい一つを選ぶのも大変!
どれも素敵で、すずちゃんも悩みます……。
「鬼もいいし、2019年だけのイノシシもかわいいなあ…」
撮影は2019年1月に行っています
20分ほど悩んだ結果、フェアリーのキャンドルに決めました!
手作りキャンドル体験では、選んだメニューをベースに自分のオリジナルのキャンドルを作ります。
「どんなキャンドルを作ろうかなあ?」
キャンドルの作り方はすごく簡単。
材料であるロウは、『手の温もり』で自在に形を変えることができるんです。
さまざまな色の小さなロウを『手の温もり』で温めて、お手本のような飾りを作っていきます。
飾りのメニューがすごくかわいいですね。
ベースとなるキャンドルに、手の温もりで温めて作ったロウを貼り付けて、キャンドルに飾りをつけていきます。
工程ごとにスタッフさんが見てくれて、わからない時には助けてくれるので安心です。
どんどんかわいいキャンドルが出来上がってきました。
手の温もりだけで、こんなに素敵なキャンドルができるんですね。
「あと少しで完成…!」
集中してロウを貼り付けます。
飾り付けができました!!
キャンディをペロッとしてるのがかわいいですね。
それでは、仕上げに入りましょう。
飾りが取れないようにするため、スタッフさんが液体状のロウで全体をコーティングしてくれますよ。
作品の頭部分からも、しっかりコーティング。
ロウはすぐに冷えて固まるので、コーティング後にすぐ触ることができますよ。
世界に一つだけのオリジナルキャンドルが完成です!
コースの体験時間が1時間もあったので、時間をかけてじっくり作ることができました。
体験後のすずちゃんに、さっそく感想を聞いてみましょう。
すごく楽しかったみたいです。
手の温もりだけでできる手作りキャンドル体験は、お手軽にできつつ、安心して見ることができました。
完成品はインテリアとして飾ってもかわいいですし、美観地区に来た思い出として作るのもオススメです。
また、記念日の思い出づくりとして、来られる方も多いそうですよ。
記念日キャンドル手作り体験は、お誕生日や結婚記念日のお祝いに『キャンドル卓 渡邉邸』のディナーをネットから予約すると、無料でサービスしてもらえます。
『キャンドル卓 渡邉邸』は、『キャンドルフェアリー』から徒歩2分で行けるので、大切な人との思い出作りにもオススメです。
キャンドルフェアリーの店内は200種類以上のオリジナルキャンドルでいっぱい!
キャンドルフェアリーでは体験だけではなく、キャンドルの購入をすることもできるので、気軽に立ち寄ることもできます。
すべての商品が一点物。どのキャンドルも違った表情を楽しむことができます。
キャンドルだけではなく、小さなロウのルームフレグランスなどの雑貨も販売されていました。
ルームフレグランスは『ペガサスキャンドル』の人気商品で、体験後に購入される方も多いそうです。
後半の記事では、キャンドルフェアリーのオーナー井上雅夫(いのうえ まさお)さんに、キャンドルフェアリーの今までとこれからをお伺いしました。
取材協力
・モデル:岡山歌っ子すずちゃん
・撮影:吉野なこ
キャンドルフェアリー オーナー井上雅夫さんにインタビュー
インタビューは2019年1月の初回取材時に行った内容を掲載しています。
──キャンドルフェアリーができた経緯を教えてください。
井上──
元々は、『CandleWorldアンテナショップ』として倉敷アイビースクエアで開店以来12年余にわたり営業を続けていました。
しかし、倉敷アイビースクエアに大型宴会場等を増改築されるに伴って、お借りしていた店舗を2017年の3月で返却することになったんです。
その時はペガサスキャンドルの直営店だったんですが、2017年3月にお店を閉めることにしたんです。
そうすると、いろいろなかたから「さみしい」「継続してほしい」というご要望があちらこちらからきたんですね。
井上──
でも、ペガサスキャンドル自体にもそんなにスタッフはいないので、できない状況でした。
ならば、私個人がやりましょうということで、『CandleWorldアンテナショップ』でもインストラクターを務めていた私の姉に手伝ってもらって、手作りキャンドル体験の専門店として再開することに決めたんです。
──完全に別会社として始められているんですね。
井上──
そうです。ただ、物はすべてペガサスキャンドルのものですから、中身自体は変わりがありません。
いまだに倉敷アイビースクエアの方に行かれる方がいらっしゃいますが、パンフレットを置いているのでそれを見てきていただいたり、ネットから調べたりして当時のお客様も来てくださっています。
──お客様の要望で新たに立ち上がったのが『キャンドルフェアリー』なんですね。
井上──
そうなんです。
ただ、見てわかるように『キャンドルフェアリー』の目の前の通りはぜんぜん人通りがないでしょう。
昔は、いい町並みで阿智神社に行くのによく人が通っていました。
美観地区が活発になってからはすっかり人気がなくなってしまったんです。
でも、移転してから1年ほど経ちましたが、県外からもリピーターとして来てくださったり、倉敷アイビースクエア時代のお客様も来てくださるので、これからもお客様を大事にしながら営業できたらと思っています。
──気に入って、継続的に来てくださるお客様が多いんですね。
井上──
2歳のお子様から2軒隣の89歳のおばあちゃんまで、幅広い年齢層の方に楽しんでもらっています。
リピーターのお客様でも飽きないように、季節によってメニューを変えていこうということでいろいろ作ってます。
なので、倉敷アイビースクエアにお店があった時よりも、選べる作品が増えています。
選ぶ楽しみだったり、いろいろな魅力を作ることを心がけています。
例えば、来た人の笑顔を撮って飾っているこの壁も、毎月張り替えているんですよ。
──最後に、今後の展望についてお聞かせください。
井上──
キャンドルフェアリーの目の前の通りはまだ何もないんですが、近隣の店舗さんと協力して『体験ストリート』を作ろうとしています。
「何か、やることないかな?」って時に、「体験ストリートにいけばあるぞ!」となるような通りにしていきたいですね。
お店が賑わえば、飲食店も増えますし、年寄りや子供が通るときも安心ですから。
お客様が増えてどんどん楽しくなるようにしたいですね。
井上──
昔は、三宅商店さんや林源十郎商店さんがある「本町通り」でも、お店としては人気がなかったんですよ。
今は、たくさんのお客様がいますけど、昔は川があるメイン通りだけ賑わっていたんです。
でも、三宅商店さんや林源十郎商店さんの努力で、たくさんの人が来るようになりました。
キャンドルフェアリーがあるあたりも、美観地区の観光地ではないけれど、『体験』を通して面白くしたいなあと思っています。
人々の笑顔溢れる、手作りキャンドルのお店『キャンドルフェアリー』
世界に一つだけのオリジナルキャンドルが作れる『キャンドルフェアリー』。
自由度の高い手作りキャンドルをじっくりと作ることができ、笑顔あふれる温かい空間はとても居心地の良い空間でした。
美観地区のお土産や、大切な記念日にゆっくりと想い出を作るのにぴったりな空間です。
キャンドルを作りながら、心が温かくなるように感じました。
子供から大人まで楽しめるので、気軽に足を運んでみてください。