アルティーリ千葉が記録を更新する圧倒的勝率!群雄割拠のB2、2024-25シーズン総括!【バスケ/Bリーグ】
国内プロバスケットボールリーグ=通称Bリーグの2024‐25シーズンが佳境を迎えています。4月29日時点でB2、B3はレギュラーシーズンの全日程を終了し、来季の昇格をかけたプレーオフもB2が5月3日から、B3が4月25日から開幕。昇格争いも気になるところですが、ここではB2の2024‐25レギュラーシーズンを一気に振り返ります!
B2 2024-25レギュラーシーズン順位
東地区
1 アルティーリ千葉 57勝3敗
2 富山グラウジーズ 38勝22敗
3 信州ブレイブウォリアーズ 37勝23敗
4 福井ブローウィンズ 32勝28敗
5 山形ワイヴァンズ 24勝36敗
6 青森ワッツ 21勝39敗
7 福島ファイヤーボンズ 15勝45敗
西地区
1 ライジングゼファー福岡 42勝18敗
2 鹿児島レブナイズ 37勝23敗
3 ベルテックス静岡 34勝26敗
4 熊本ヴォルターズ 27勝33敗
5 バンビシャス奈良 26勝34敗
6 神戸ストークス 25勝35敗
7 愛媛オレンジバイキングス 5勝55敗
2024‐25シーズン、B2の“主役”となったのはアルティーリ千葉。レギュラーシーズン60試合を戦い、ホーム30戦全勝、57勝3敗という圧巻の成績を残し、2シーズン連続でB2のシーズン最高勝率記録を更新しました。前田怜緒選手、大塚裕土選手、熊谷尚也選手らB1経験者を多数擁する豪華布陣で他クラブを寄せ付けず、B2東地区を独走V。昨シーズン逃したB1昇格をかけ、万全の状態でプレーオフに臨みます。
西地区を制したのはライジングゼファー福岡。開幕9試合で3勝6敗と出遅れたものの、11月~12月の19試合を18勝1敗と見事に盛り返し実に7シーズンぶりの西地区制覇。外国籍選手の負傷離脱などのアクシデントなども乗り越え、見事に頂点を掴み取りました。
B3からの昇格組だった鹿児島レブナイズ、福井ブローウィンズの2クラブは昇格1シーズン目ながらシーズン勝ち越しを決め、ともにプレーオフ進出。B1からの降格組では富山グラウジーズが38勝22敗で東地区2位、信州ブレイブウォリアーズが37勝23敗で同3位と、こちらもプレーオフ進出。
昇格組、降格組の4クラブがプレーオフ進出を決めるなど、今シーズンのB2はまさに群雄割拠の様相を呈しました。
5月3日に開幕するプレーオフに進出する8クラブはすべてB1ライセンスを保持しているため、ファイナル進出2クラブが来シーズンのB1昇格権を獲得。昨シーズン、無念の敗退で涙をのんだA千葉か、降格2クラブの出戻りか、昇格組が1シーズンでB2を通過し、B1まで駆け上がるのか……。どこが勝っても“ドラマ”が生まれるB2プレーオフにも、ぜひご注目を!
文・花田雪