「これならザク置いてほしい」カンニング竹山が大阪万博の正直感想…未来は感じない
野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時) 5月12日の放送は、お笑い芸人のカンニング竹山が、EXPO2025大阪・関西万博を見てきた正直な感想を語った。
邦丸アナ「竹山さん、ここではどんなお話?」
竹山「万博の話をしたいんですけど。先週土曜日に大阪・関西万博に取材で行って来ました。なんかあの~「すごかったです」というか、何て言うかな?広いです、とにかく」
邦丸「ああ、やっぱそう」
竹山「電車が一番早いってことで電車で行ったんですよ。交通網はすごく楽でよくできてますね。JR大阪環状線っていう山手線みたいなのがあって、その途中に大阪メトロ中央線っていうのが走ってて、東京に似てますよね。その環状線から中央線に乗り換えて4つ目の駅が終点『夢洲』で万博のとこだから、どれぐらいかな?中央線乗り換えたら15分ぐらいで着きますかね。僕は福島ってとこから行くから全部で3、40分でピューっと着く感じなんです」
邦丸「福島は梅田の隣だよね」
竹山「で、行くと大屋根リングが遠くに見えてきます。どんどん近づくと、本当に木で組んである大きな建物がずっと360度。下から見ても、ずっと延々とトンネルみたいに並んでる。なかなかああいう景色を見たことないから、すごくて。この木が組んである上に上がれるんだなっていうのが、分かってくるわけです。それで、エスカレーター、階段、エレベーターって、色々あるんですけど、上がると、床が全部板張りです。その広い廊下というか道路というか、それがあって。横には花壇があってワーッと花が咲き乱れてて。エリアによっては斜めに芝生があるんですよ。昔の西武球場の外野みたいな感じのところがあって、そこにはレジャーシートとか敷いてお弁当食べていいですよって。天気がよければ遠くは淡路島の方とか大阪市内の町の方とかまで見えて、ぐるっと回って一周約2キロって言ってました。
ポイントとしては自分の行きたいパビリオンをまず上から見て、なになに館がどの辺にあるかっていうのを、案内の地図と一緒に見て把握すると、だいたい頭の中に入ると。いきなり下から行くと、もう建物だらけで迷うから。1回上から見るのがポイントだと、万博の関係者は言っておりました。僕らはラジオの録音をしに行ったんで、開門と同時に入って大屋根リングに登ったんですよ。朝一番は、大屋根リングに来る人は少ないらしいんです。多くの人は走ってどこ行ってるかっていうと、アメリカ館、フランス館、そこに長蛇の列ができていました。警備員の人に話し聞くと、朝いちはチケットを持ってる人もいるし、人気のパビリオンにみんな行くと。だから人気のパビリオンはできれば午後ぐらいに行ったほうが、朝いちより空いてると」
邦丸「へえそうなんだ」
竹山「食べ物は、世界のいろんなお店もあったり、くら寿司があったり、日本のレジャー施設っぽい食べ物が色々あったりとかもしますし、お土産屋もあったりとか。とにかくだだっ広いです。2日ぐらいかけないと全部は回れないだろうというものになってはいます。人もいます。ただです。ええ~、僕の個人の感想言いますね。ものすごい未来を感じるかというと、僕はあまり感じなかった」
邦丸(笑)
竹山「僕は万博というものに行ったことないけど、博覧会みたいなのは子どもの頃とかに何回か行ったことがあったりして、入った瞬間に「うわあ、未来だなあ」っていう感覚があって、それを求めてた自分がいるんですよ。大屋根リング見た時はすごいなと思いましたけど、なんて言うかな、こんなイベントは俺の人生の中でちょっと見たことあるかもしれないなっていう感じなんです。それこそ空飛ぶタクシーがバンバン上空を飛んでたら、「わあ、すごい」と思ったかもしれないけど、う~ん、まあ…みたいな。ダメとはもちろん言わないですけど、まあまあまあっていう感じ。
代表的なのはガンダムがあるんですよ。でっかいガンダムが膝をついて手を挙げてますわ。大きいですよ。だけど東京にいた僕らからすると、お台場でも横浜でもガンダム見たことあるんですよ。横浜のガンダムは、ちょっと動くんですよ。だから、もっとガンダムがバンバン動いてて、普通に歩いてたりすると「ワーッ」て思うけど、そこまでの技術はまだ日本にないわけじゃないですか。だから、これだったら見たことないザク置いてほしかったなとか、ちょっと思ったりはしましたかね。
う~ん、でも、万博というものは多分一生に1回のものだと思うから、今の子ども達はあと1回ぐらい万博見れるかもしれないけど、見ないよりは見た方がそれはいいでしょうねっていう感じはしました。」