釣魚で作る「素材の味を楽しむ」レシピ:ヒラの白焼き 軽く干すのがコツ
九州地方ではヒラが最盛期を迎えた。ファンの間では「ターポンゲーム」として人気がある。今回は「ヒラの白焼き」を紹介する。
ヒラの旬
ヒラの旬は夏。釣れるサイズはバラバラだが、50cmを超すと脂がのったうえ、白子や真子を詰めている。
サイズで調理法を変える
今回使用するサイズは40cmほどの中型。骨切りは必要だが、焼き物にはちょうどいい。ちなみにヒラはサイズによって調理法を変えるといい。「小型は刺し身や酢物。中〜大型は焼き物」と覚えておこう。
ヒラの下処理
持ち帰ったヒラは頭とワタをとり、きれいにウロコを剥ぐ。あとは内側(腹側)を洗えば下処理は完了。
骨切り
下処理後は骨切りする。魚の両面に包丁を入れていく感じ。「ジリッジリッ」と聞こえればプロ級。これを皿にのせ、冷蔵庫内で7〜8時間干す。
焼く
干したあとはアルミホイルにのせ、グリルで焼いていく。魚の表面に焦げ目が付けば完成。干すことで魚のうま味が凝縮。ポン酢や塩を少しかけて口に運ぶ。
アクセントに、がりを添えると、さらに食が進む。
<松田正記/TSURINEWSライター>