横浜FC岩武克弥選手 一日区長に 住民と交流 保土ケ谷の魅力語る
川島町に練習拠点を構えるサッカーJ1の横浜FCに所属する岩武克弥選手(28)が2月19日、保土ケ谷区の一日区長に就任した。
一日区長は横浜FCのホームタウンの保土ケ谷区を盛り上げようと、同クラブと保土ケ谷区役所が連携した取り組み。就任した選手が区内の魅力などを発信し、住民との交流を図る。
岩武選手は、山本実副区長からイオン天王町ショッピングセンターで委嘱状を受け取り勤務開始。集まった区民やファンを前に「保土ケ谷区民は人柄が温かい人が多く、商店街の皆さんにはポスタープロジェクトに協力していただき感謝。大分県出身ということもあって温泉が大好きで、区内の銭湯にも行く」とまちの魅力を語った。
区内の初音丘幼稚園とスカイハイツ幼稚園の園児は岩武選手に応援メッセージを贈り、「どうしたらサッカーがうまくなるか」などを質問。岩武選手は一つひとつの質問に笑顔で答えていた。じゃんけん大会が行われたほか、「岩武克弥一日保土ケ谷区長」の名刺が岩武選手から集まった全員に手渡されると、喜びで感極まるファンの姿もあった。
岩武選手はその後、保土ケ谷区役所に移動。区内12の商店街・会を会場にした企画「ほどがやクイズラリー」などのPR活動を通じて来庁者と交流した。岩武選手は「早くけがを治してチーム目標である『J1残留』に貢献し、最後はファンの皆さんと共に笑いたい」と抱負を語った。