川崎の銭湯が花風呂に 緑化フェアにあわせて
川崎浴場組合連合会は2月18日、19日、市内の銭湯に咲き終わった花(花がら)を使って花風呂を造った。湯舟に綺麗な色が広がり、銭湯利用者は、いつもとは異なる風景を楽しんでいた。
これは、「全国都市緑化かわさきフェア」が3月22日(土)から開催されるのに合わせ、市が企画。実施したは、小松湯(川崎区)、バーデンハウス(川崎区)、多賀良湯(幸区)、富士見湯(幸区)、千年温泉(高津区)。
市内の銭湯でも、花や緑を身近に感じてもらう機会として、また咲き終わった花がらの再利用はSDGsにもつながるとして、同連合会も協力。
同連合会と市職員が同日、緑化フェアのコア会場となる「等々力緑地」と「富士見公園」で花壇の手入れとして、つぼみ残し、パンジーの花がらだけを摘み取り、市内の各銭湯に届けた。
同連合会の星野実会長は「お客さんからも花の香りが良かったと評判。緑化フェアに関われたことも良かった」と感謝の旨を語った。