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トム・クルーズ、故ヴァル・キルマーを追悼 ─ イベント壇上で黙祷捧げる

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俳優ヴァル・キルマーが現地時間2025年4月1日に65歳で逝去したことを受け、故人と『トップガン』シリーズで共演したトム・クルーズが、米ラスベガス開催の映画見本市「CinemaCon」壇上にて追悼を捧げた。米Deadlineなどが伝えた。

クルーズの「CinemaCon」登場はサプライズ演出だった。壇上に登場すると、クルーズは冒頭に「少しお時間をください」と述べ、次のように語った。

「僕の親愛なる友人、ヴァル・キルマーに敬意を表したいと思います。僕が彼の仕事をどれだけ敬愛しているか、人間としてどれだけ彼のことを想っているか、彼が『トップガン』に出演してくれて、『トップガン マーヴェリック』にも復帰してくれたことをどれだけ光栄に思っていることか、言葉では言い表せません。少しだけ、皆さんと一緒に、彼と過ごした素晴らしい時間に想いを馳せることができればと思います。よろしいでしょうか?黙祷ください。」

クルーズはその後、「ありがとう、ヴァル。次の旅がうまくいくことを祈ってるよ」と亡き友に言葉を贈った。

キルマーとクルーズは1986年の『トップガン』で、ライバル関係にあたる若手パイロットの役として共演。エリートパイロットのアイスマンは主人公マーヴェリックを見下すような一面もあったが、マーヴェリックの親友グースが訓練中の事故で死亡すると、マーヴェリックを気遣って言葉をかける人情も見せた。映画のラストでは任務を通じて真の絆を結ぶ。最後に二人が交わす「いつでも俺のウイングマンにしてやるよ」「俺もだよ」というセリフは、『トップガン』の熱い友情を象徴する伝説的なものとなっている。

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36年振りの続編『トップガン マーヴェリック』では、喉頭がんを患って声を失ったキルマー自身を反映し、アイスマンも発声に困難を抱える設定とともに再登場。困難を抱えたマーヴェリックがすっかり海軍大将にまで出世したアイスマンの元を訪れる場面は世界中の観客の涙を誘った。この場面でアイスマンはマーヴェリックへの助言をコンピューター画面のタイピングを通じて伝える。彼のメッセージがスクリーン上に表示され続ける、アイスマンの言葉がマーヴェリックの中に力強く残響するという演出を見せた。

「泣きましたよ、泣いてしまいました」と、クルーズは映画公開後に出演したテレビ番組で同シーンについて振り返っている。「ヴァルのことは何十年も知っていますし、彼がカムバックしてあのキャラクターを演じたんですから。彼は実力のある俳優だから、瞬時にあのキャラクターに成りきっていました。そこにいたのは、アイスマンでした」。

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