桜の下で稚アユ放流 平瀬川親水広場
平瀬川上流の蔵敷親水広場で4月20日、桜祭りと稚アユの放流会が行われた。主催は平瀬川流域まちづくり協議会。
29回目となった桜祭りには、地域住民ら約200人の来場があった。岸辺のサクラの木の下、菅生中吹奏楽部の演奏でスタート。蔵敷こども太鼓連が日ごろの練習の成果を披露する中、子どもたちは「大きくなって戻ってきてね」と、約1000匹の稚アユとドジョウを放流した。
杉田進会長は「大きなゴミも捨てられドブ川のようだった平瀬川を何とかしたいという思いから地域活動が始まった。これからもこの環境を維持していくよう、皆さまにご協力を願いしたい」とあいさつした。
平瀬川流域では、地域の川が人々の癒しの場となるようにと、約30年前からサクラの植樹を開始。今では約300本のさまざまな種類のサクラが、少しずつ時期をずらしながら住民の目を楽しませている。