自宅の釣具整理をしてみたら発見した【なぜあるのかすら分からないモノ3選】
2024年もすでに上半期が過ぎた。そろそろ釣具をメンテナンスする方も多いだろう。筆者はメンテよりも、保管場所に散乱した釣具を整理することにした。その結果、「なんでこんなものを買ったのか」と思うものが見つかり、時間をかけた分、「あっ!」と驚く紛失物の発見もあった。みなさまにも釣具の整理をおすすめしたい。
釣り具の整理は定期的に
今年の釣りはまだメバリング、シーバス、チヌといったところだ。そろそろ豆アジとタチウオに時期が入れ替わっていくので、スリングの中を交換するのと共に、タックルボックスもチェックすることにした。なかなか雑然としており、いつも見るのが嫌になるくらいだったのだ。
ロッドやリールのメンテナンスは定期的に行う人が多いと思うが、小物の整理となると煩雑で、避けて通る方もいるはず。筆者は今回の体験から、どうもこれは欠かさずした方がいいと思うようになった。特に消耗品の確認は必須であり、また、「なんでこんなものを買ったのか」と断捨離すべきものも見つかってくる。
私的「なぜこんなものを・・・・・・」3選
今回の釣具の整理では、以下のような「不要物」が見つかった。もちろん除去の方面で動いていく。
謎のルアーケース
まったく使用していないルアーケースが、ジグヘッドケース含め3個も見つかった。いずれ使用すると思って置いておいてもいいのだが、その結果としてもう何年も使っていないのである。この種のものはタックルボックスを圧迫するからタチが悪い。この機会に捨てることにした。
投げられないルアー
こいつもなかなか驚かせてくれるわけだが、筆者の手持ちのタックルでは投げられないウェイトのルアーが多々見つかった。特にバイブレーションジグヘッドが多い。そのときには何か展望があったのだろうか?このへんはまだリセールがききそうなので、とりあえずネットフリマにでも出してみようかな。
エギングしないのにエギたくさん
筆者はエギングをしない。どうも性に合わないのだ。もともと釣れるエリアにいないのもあるが、どうにも、自分がヘタクソな釣りの一部であるらしい。
しかしそれでもエギと、カンナカバーまで20個近くあるのだから、なんということか。エギって確か1個2000円するものもなかったか!?すごい浪費をしたものである。けれど、釣りとはそういうものだ・・・・・・。
発見、紛失していたグローブ
要らぬものを除去していく。タックルボックスに余白ができるのは、なんだか心地よい。しかし、そこで内心期待していた、「あれ」が見つからない。どうも昨秋から私は、春秋用のグローブを失くしてしまったくさいのだ。たぶんタックルボックスの中にあると思って期待をこめて放置していたが、この現実と向かい合わなければならない。
しかし。ない、ない、ない・・・・・・。
あれ、4000円したはずだぞ。釣具店の店員さんと話し合って、なるべくいいやつを買ったのだ。ないと困る。
・・・・・・ついに釣りに着ていく服のポケットもごそごそし始めた。実はこれ、以前にも同じことをやったので望み薄だったのだが、なんと!突然、ふつうに見つかった。ウィンドブレーカーの中に隠れていた。おお釣りの神よ!私を見捨てられなかったのですね。今度釣り場のゴミを拾っていくとします。ありがとうございます。
探し物は、当然、失くした場所を探さないとない。しかし失くしたはずの場所を探してもないことがある。外的要因というところだ。けれど、今回は見つかった。こういうことがあるから、定期的なタックルボックス点検は欠かせない。今度は……なくして1年の、チープカシオの時計も探したい。
不足物を埋めるきっかけにも
釣具の整理点検は、持参する釣具の不足を埋める意味もある。ジグ単アングラーは突然、「あ、0.4gのヘッドない!」と釣り場で気づいたりすることもあって、それじゃ困る。たまに釣具の保管場所を覗きながら、不足物も埋めていこう。
<井上海生/TSURINEWSライター>