【東広島】4月の風景まとめ 「美しく咲くシラネアオイ」や「20年ぶりの稚児行列」など
花やイベントなど東広島の風景を紹介。桜やシバザクラ、新幹線、稚児行列など、2025年4月に撮影された風景をまとめました。
樹齢55年 枝垂れ桜
4月5日、河内町入野で撮影。桜咲く季節になると桜と農作業の田園風景を探して歩きます。庭に咲く樹齢55年の枝垂れ桜が今年も見事に満開を迎えています。トラクターで田起こしをされていましたが、枝が伸びすぎて田んぼにせり出し、枝を持ち上げないとトラクターが通れません。この作業を何度も繰り返しやっと終わりました。家主さんは「今年のように長期間咲いたことはない」とうれしそうにお茶をされていました。(フォトリポーター 井川良成)
桜満開、笑顔も満開
4月8日、八本松町で撮影。満開の桜とぽかぽか陽気に誘われ、八本松町原保育所の園児たち(年長、年中組)がお花見散歩へ。地面まで垂れ下がる枝は桜のトンネルを作り、「いっぱい咲いてきれい」と見上げたり、皆で手をつなぎトンネルをくぐったり。春を五感でしっかりと感じとっていました。(フォトリポーター 井川良成)
シバザクラに囲まれて
4月11日、西条町福本で撮影。新幹線を撮影するつもりが、目に飛び込んできたのはシバザクラが咲き誇る水田の風景。そこに一台のトラクターが現れ、田植えが始まりました。今日しか撮れない特別な一枚。新幹線はまたの機会に。(フォトリポーター 船越雄治)
デビュー、1番列車
4月12日、東広島駅で撮影。大阪・関西万博の開催に合わせ、JR西日本は人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」とコラボし、山陽新幹線の700系電車をラッピングしました。運行初日の上り便を東広島駅で待っていると、海をイメージしたという鮮やかな青色の車両が現れ、思わず驚きました。(フォトリポーター 船越雄治)
20年ぶりの稚児行列
4月13日、八本松町原で撮影。教順寺で20年ぶりの稚児行列。庫裏修復落成と副住職就任を祝う法要に、きらびやかな衣装をまとった40名の稚児が参加しました。稚児宿からお寺までの500㍍を練り歩く愛らしい姿は、記念すべき法要に華を添えました。地域の伝統文化を継承し、幸せを願う稚児たちの笑顔が輝いていました。(フォトリポーター 井川良成)
山野草の女王 美しく咲く
4月19日、河内町の山野草愛好家の自宅で撮影。野に咲く上品な薄紫の花、シラネアオイ。「山野草の女王」と呼ばれるその花は、愛好家が種をまいて6年、ついに開花しました。アオイに似た花は、日光・白根山が名前の由来。日本固有の一属一種で、寒い地域の植物が東広島で育ったことに驚きです。花言葉は、まさに「完全な美しさ」。(フォトリポーター 井川良成)
会場を舞う紙飛行機
4月20日、高屋西地域センターで撮影。地元の4人組バンド「yu_yuband」が企画したNHK朝ドラのテーマソングコンサートへ行ってきました。「あさが来た」の主題歌「365日の紙飛行機」の演奏が終わる頃、観客は事前に配られたピンクの紙飛行機を、一斉にステージへ向けて飛ばしました。思い思いの方向に飛んでいく紙飛行機に、会場は一気に盛り上がりました。(フォトリポーター 船越雄治)
長円寺境内のカヤラン
4月25日、福富町下竹仁の長円寺で撮影。長円寺境内の黒松に、着生植物のラン「カヤラン」が咲きました。垂れ下がるように付いた茎の先に黄色い小さな花を咲かせています。50年ほど前から自然と境内の黒松につき株を増やしていったそうです。(フォトリポーター 井川良成)
プレスネット編集部