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「どまりば」 「地域に開かれた場に」 大師地区にオープン 地元団体運営

タウンニュース

「どまりばコレクション」に参加した親子=提供

一般社団法人大師ONE博が運営する「どまりば」(川崎区大師町)が4月18日にグランドオープンした。子育て支援グループや個人などが参画。ワークショップなどを通じて、地域に開かれた場づくりを目指す。

同所は大師地区にあるコミュニティースペース。1階にはカフェ、2階には子どもが遊べるキッズスペースなどがあり、親子で利用することができる。どまりばメンバーになれば、同所でワークショップなどを開催することも可能。同団体SNSの申請フォームから申し込むと、誰でもメンバーになることができる。

「挑戦や憩いの場に」

18日と19日にはグランドオープンイベントを実施し、2日間で約300人が訪れた。18日には部屋に隠されたイースターエッグを探す「イースターエッグハント」、19日には同所前の路上に広がったレッドカーペットの上を、お気に入りの服やドレスを着て歩く「どまりばコレクション」など、さまざまなワークショップ・イベントが開催された。代表の奥貫結さんは「赤ちゃんからシニア層まで、幅広い世代の方に来ていただいた」と手ごたえを感じた様子。「地域の人にとって、何かを始める挑戦や憩いの場になれば」と思いを語った。

母親と地域をつなぐ

初日の「ウェルカムベビープロジェクトキックオフ会」には、多くの企業や現役の母親が参加。同プロジェクトは、2016年に認定NPO法人こまちぷらす(横浜市戸塚区)が始めたもので、赤ちゃんが生まれた家族に、地域や企業から募った商品やクーポン券などを出産祝いとして届ける。赤ちゃんと家族を祝福すると同時に、出産後家にこもりがちになってしまう母親たちに、外に出るきっかけとしてクーポン券などを利用してもらい、地域との接点を生むことが目的だ。

同所は川崎区支部として、今後プロジェクト活動を展開。今年度、出産祝いを送り届ける目標数を200個と定め、参加企業に協力を依頼する。現在、東京キリンビバレッジサービス、生活協同組合パルシステム神奈川など、プレゼントパートナーに関心がある多くの企業が参加。担当者は「ママの当事者が主体になっているのが魅力。さまざまな形で貢献していけたら」と話す。参加した母親は「『おめでとう』とメッセージが書かれているのが嬉しい。今後も活動を続けてほしい」と期待を込めた。

プレゼントパートナーの募集は5月26日(月)まで。9月1日(月)から配布される予定。

参加企業の担当者に概要を説明する松本さん

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