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アカデミー賞ビンタ事件から3年、クリス・ロックが現在の心境語る ─ 「真の愛は許しに始まる」

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2025年もの授賞式が無事に終了した。第97回となる本年度の目玉となったのはショーン・ベイカー監督による『ANORA アノーラ』。ノミネーションされていた6部門のうち、作品賞を含む5部門を受賞。事実上、今年のアカデミー賞の中心となった。壇上で劇場体験の重要性を訴えたベイカーのスピーチが胸を打つ。

アカデミー賞といえば、3年前のウィル・スミス平手打ち事件も思い出される。2022年(第94回)の授賞式では、妻ジェイタ・ピンケット・スミスをジョークで揶揄われたウィル・スミスが激昂し、司会のクリス・ロックを公衆の面前で平手打ち。"放送事故"級のインパクトを放ったこの一撃によって、スミスは映画芸術科学アカデミーから追放され、出禁扱いとなった。昨年(2024年)の第96回開催では、司会のジミー・キンメルが「一番大事なのは私の安全です」と、ビンタ事件をネタに笑いを。

本年度の進行役を務めたのは、人気司会者のコナン・オブライエンだ。快活なジョークとパフォーマンスで式を盛り上げると、クリス・ロックはに感想を求められ「素晴らしいですね。全部面白かった」と賛辞。「彼は素晴らしい。毎年、彼がホストをやるべきです」と絶賛した。

またアカデミー賞の司会役に戻りたいですかと尋ねられると、ロックは「わかりません」 と回答を探しながら、「この世で最も惨めな人間とは、許すことができない人間です。他人のことだけではなく、時には自分のことを許す必要がある」と続けた。「だから、わからないですね」。

「ご自身では許しを?」と尋ねらると、ロックは両隣にいたジェシカ・ベッツとニーシー・ナッシュ同性婚夫婦と肩を抱き「僕は許しの中に生きている」と笑顔。「真の愛は、許しに始まるんです」と締め括った。

ビンタ事件当時、ロックはジェイダの元に寄って謝罪を。また、騒動を起こしたことで精神的な影響を受け、カウンセリングにもという。一方、ウィル・スミスも反省や謝罪を語っており、2024年末にイベントに登場した際には「憎しみに対して憎しみで答えてはいけない」「周囲のみんなに愛を送ろう」とポジティブなメッセージを。

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