2024年注目の軽井沢スイーツ!現地でしか買えないお土産おすすめ7選
軽井沢は国内有数のレジャースポット
日本を代表する高原リゾート地である軽井沢。ショッピングやカフェ巡り、スポーツや自然散策など、さまざまなレジャーが楽しめるため、一年中観光客が絶えない人気のスポットです。老若男女問わず幅広い層が訪れるため、軽井沢はお土産も多種多様。その豊富さゆえ、どれを買えばいいか悩んでしまうという方もいるのではないでしょうか。
そこで全国のおいしいものを巡るライターが、おすすめの軽井沢土産を厳選。この記事では、軽井沢でしか買えない特別感のあるお土産を7品ご紹介します。
1. バターサンドラボ軽井沢「パルフェバターサンド」
中軽井沢駅から徒歩5分ほどの場所にある、「バターサンドラボ軽井沢」。2022年3月のオープンからわずか数年で、すでに軽井沢の人気土産として一目置かれています。まるでパフェのような、華やかな見た目が人気の理由のひとつです。
6種類あるフレーバーのなかで筆者が購入したのは、一番人気の「04 信州完熟いちご」。信州の冷涼な気候を利用して品種改良された、「艶々甘々」という新品種のいちごを使用しています。通年収穫でき常に旬の味を味わえると評判で、濃厚な甘みと爽やかな酸味が持ち味です。
要となるバタークリームには、牧草を食べて育った牛の乳から作られたグラスフェッドバターを使用。「04 信州完熟いちご」のバタークリームは、いちごの果肉を混ぜこんだピンク色と木苺のピューレを合わせたクリーム色の2層に分かれています。
ひと口食べると、いちごの甘い香りと木苺の甘酸っぱさが口の中いっぱいに広がり、甘みと酸味のバランスが絶妙です。バタークリームは濃厚な味わいですが、甘酸っぱいため重さは感じません。クッキー部分はしっとりとした食感で香ばしく、濃厚なバタークリームによく合います。ドライいちごのサクサク感とバタークリームのフワフワ感の調和が素晴らしく、食感も楽しいですよ。
お店のホームページでは、6種類のフレーバーが1個ずつ入ったBOXが販売されていますが、店舗ではバラ売りで1個ずつ好きな組み合わせで購入できます。日持ちは冷蔵で1週間ほど。要冷蔵商品のため、保冷バッグを持参するのがおすすめです。パッケージも華やかでかわいらしいので、お土産にするととても喜ばれます!
口コミ・SNSでの反応
ひとつひとつが丁寧で、美味しく食べていただきたいと言う気持ちが伝わってくるバターサンドです。
見た目も美味しさもパーフェクト。華やかでとても綺麗でした!お土産にしたらみんなから絶賛!
購入できる場所 / バターサンドラボ軽井沢
住所 / 長野県北佐久郡軽井沢町中軽井沢5‐19
営業時間 / 10:00〜18:00
定休日 / 火・水・木
公式HP / https://www.buttersandlab-karuizawa.com/
2. 万平ホテルプレミアムクッキー缶
軽井沢にある老舗クラシックホテル「万平ホテル」からプレミアムクッキー缶が発売されました。2024年10月にホテルの大規模改修と改築工事を終え、グランドオープンを記念して作られた数量限定のプレミアムクッキーです。軽井沢に訪れたらこちらを目当てに買い求めるお客さんもいるほど、今注目の商品!
クッキー缶は、まるで絵画のような軽井沢を思わせる景色にクラシックカーが描かれ、優雅でおしゃれなデザインです。
ふたを開けるとバターの芳醇な香りが広がり、見た目はとても賑やかな装い!左にあるキャラメルナッツをあしらったひまわりのクッキー(商品名はソレイユ。フランス語でひまわり)とスズランのアイシングクッキーが目を引きます。右上のローマ字で万平ホテルと描かれた看板クッキーは、ホテル創業当時から玄関に掲げられている「看板」をモチーフにしたんだそう。コーヒーの風味と硬めの食感が特徴です。
そのほかにはロイヤルミルクティー、ショコラ、アップルパイ、ピスタチオ、チーズ、またメレンゲを合わせたレモンタルトのクッキーなどバリエーションが豊富。贅沢にいろんなフレーバーを楽しめます。
どれも異なる食感で、サクホロッと口の中でほぐれるものやカリッと香ばしくバターの香りが鼻に抜けるもの、メレンゲやシュガーコーティングされたカリカリ食感のアーモンドなど、飽きることなく、次から次へと手が伸びてしまいます。来客時のおもてなしにも、会話が弾むことでしょう。
開業130年という長い歴史の「万平ホテル」。老舗ホテルの職人が創るこだわりのプレミアムクッキー缶は、現地での販売のみです。宿泊の際のお土産はもちろん、ホテルの雰囲気を味わいにお土産ショップへふらっと立ち寄ってみてもいいですね。軽井沢のお土産としてきっと喜ばれるはずですよ。
口コミ・SNSでの反応
上品でしつこくなく絶妙
メレンゲの酸味も強くて好み
購入できるところ / 万平ホテル アルプス館1F
住所 / 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925
営業時間 / 8:00~20:00
定休日 / -
公式HP / https://www.mampei.co.jp/
3. 柏倉製菓「くるみクッキー」
創業50年以上の老舗和菓子屋「柏倉製菓」。地元民はもちろん、観光客のリピーターも多い知る人ぞ知る名店です。昔ながらの風情を感じる店舗の前には開店直後から行列ができており、その人気ぶりが伺えます。
さまざまな和菓子が売られていますが、お土産にするなら「くるみクッキー」がおすすめ。長野県は日本一のくるみの生産地で、「くるみだれ」や「くるみ味噌」、「くるみもち」といった、くるみを使った商品が豊富です。「くるみクッキー」も長野らしいお土産として喜ばれますよ。
どこか懐かしさを感じるシンプルなパッケージに、手のひらサイズの大きなクッキーが個包装されています。ホロホロとほどけるような口溶けの良さとサクサクとした食感の「くるみクッキー」は、くるみがたっぷり入っていて素朴だけど上品な味わい。甘さもしっかりありますが、ほんのり効いた塩分が香ばしいくるみと相性抜群です。クッキーの厚さは3cmほどと分厚いので、1枚でも食べ応えがありますよ。
保存期間は常温保存で3~4週間ほど。日持ちするうえ1個130円と手ごろな価格なので、会社の仲間へのバラまき用のお土産としても最適です。
また「柏倉製菓」の名物には「花豆のおこわ」もありますが、こちらは日持ちがしません。ただ午前中に売り切れてしまうこともあるほど大人気の商品のため、出会えた方はぜひ一度食べてみてください。ほんのり甘い花豆がふっくらとしていて、とてもおいしいですよ。
口コミ・SNSでの反応
味わいがとても素朴。きざんだくるみの味がそのまま伝わってきます。
やっと手に入った!柏倉製菓さんのクルミクッキー。大きくてザクザクで一個で大満足。
購入できるところ / 柏倉製菓
住所 / 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢742-6
営業時間 / 11:00〜16:00
定休日 / 水・木曜日
公式HP / なし
4. 和菓子屋 和「花豆どら焼き」
中軽井沢駅から徒歩3分。2001年に創業した「和」は、どら焼きをメインとした和菓子屋さんです。店内のショーケースには、20種類以上のどら焼きがズラリと並びます。りんごやブルーベリー、チョコバナナどら焼きなど、フルーツや生クリームを使用した洋風の生どら焼きが特に豊富。そのためパッケージも、ハンバーガーを彷彿とさせる洋菓子のような装いです。
生地には余計なものを一切入れず、材料は卵と小麦粉、砂糖、蜂蜜、ベーキングパウダーのみ。あんこは白ザラ糖、塩、北海道産の小豆を使い、3日かけて炊き上げるというこだわりっぷりです。生菓子のようにおいしいうちに食べてほしいという思いから、保存料は使用していません。
お土産にするなら、常温で持ち運びできる花豆のどら焼きがおすすめ。軽井沢周辺で採れた大粒の花豆が、丸々1個入っています。花豆はふっくらやわらかな食感で、上品な甘さ。あんこはしっかりとした甘味がありつつもくどくなく、花豆の上品な味わいと相性抜群です。シンプルな材料で作られたどら焼きは、皮だけでも十分なほどおいしいですよ。
賞味期限は購入日を含めて4日ほど。お店のホームページからも購入できますがクール便発送となり送料がかかるため、軽井沢へ訪れる際は、ぜひこちらにも足を運んでみてください。旬のフルーツや食材を使用した季節限定のどら焼きもあるので、訪れるたびに新たなどら焼きに出会えるかもしれません。
口コミ・SNSでの反応
厚みのある丸いどら焼きで種類が豊富でした。あずきの美味しさはびっくりです。
どら焼き好きにはたまりません。花豆にはそのまんま、でっかい豆が入っていました。こんなでっかい豆は初めてです。
購入できる場所 / 和菓子屋 和
住所 / 長野県北佐久郡軽井沢町中軽井沢1-9
営業時間 / 10:00~18:30
定休日 / 木曜(冬期は日曜)
公式HP / http://www.nakakaruizawa-wa.com/
5. SNOOPY Chocolat「アップルポムム」
2022年7月、旧軽井沢エリアに誕生したばかりの「SNOOPY Village」。1階はお菓子や雑貨、食器などのスヌーピーグッズ売り場で、2階はスヌーピーをあしらったパフェやかき氷などが食べられるカフェになっています。
1階の店内は「WOODSTOCK NEST」「SNOOPY 茶屋」「SNOOPY Chocolat」のセクションに分かれており、それぞれ軽井沢限定品が売られていました。数あるお菓子のなかから筆者が選んだのは、「SNOOPY Chocolat」の軽井沢限定品「アップルポムム」です。
SNOOPY Chocolatは、「大切な友人との友情」「家族愛」などさまざまな「愛のカタチ」をテーマに、日本らしさを取り入れた京都発のチョコレートブランド。コンセプトからして、大切な人へのギフトにぴったりですね。
缶を開けると、ふわっと広がるチョコレートの香り。アップルポムムは、りんごの果肉をビターチョコレートで包んだちょっと大人な味わいのチョコレートです。濃厚なチョコレートにりんごのほのかな酸味が加わり、バランスの良い味わいが楽しめます。分厚い果肉には、チョコレートがたっぷりとかかっていますよ。
「SNOOPY Village」には、スヌーピーファンでなくても手に取りたくなるような、おいしそうなお菓子やおしゃれな雑貨が並んでいます。ここでしか手に入らない限定グッズがたくさんあるので、軽井沢旅行の際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
口コミ・SNSでの反応
缶がめちゃくちゃかわいいです。
りんごがビターチョコレートに包まれていて大人向きの味でした。
購入できる場所 / SNOOPY Chocolat 軽井沢店
住所 / 長野県北佐久郡軽井沢町旧軽井沢800番地
営業時間 / 【3/6~12/5】9:30~17:30【12/6~3/5】9:30~17:00
定休日 / 年中無休
公式HP / https://snoopy-chocolat.jp/
6. 軽井沢ガーデンファーム「軽井沢いちごポップコーン」
軽井沢駅から車で10分ほどの場所にある発地市場では、軽井沢近辺で採れた野菜や軽井沢ならではのお土産を買うことができます。そこで筆者が見つけたのは、軽井沢ガーデンファームの「軽井沢いちごポップコーン」です。
軽井沢ガーデンファームは、発地にあるいちご農園です。日本野菜ソムリエ協会が主催する「いちご選手権」で2年連続入賞するほど、おいしいいちごを栽培しています。「軽井沢でもいちごを栽培していることを多くの人に知ってもらいたい」という思いから、2023年夏に「軽井沢いちごポップコーン」の販売を開始しました。
完熟いちごのジャムをソースに使ったポップコーンは、口に入れるといちごの甘い香りが口いっぱいに広がります。ソースがまんべんなく絡み、食感はサクサクというよりもザクザク。いちごジャムの甘さとポップコーンの香ばしさがマッチして、手が止まらないおいしさです。
こちらは常温保存が可能で、賞味期限も長いためお土産にぴったり。軽量なので、持ち運びも楽々です♪
口コミ・SNSでの反応
パッケージがかわいくてお土産に良さそう!
サクサク食感でクセになる美味しさでした♪
購入した場所 / 軽井沢発地市庭
住所 / 長野県北佐久郡軽井沢町大字発地2564-1
営業時間 / 9:00〜17:00
定休日 / 年末年始及びメンテナンスによる休場日あり
公式HP / https://hotch-ichiba.com/
7. 和泉屋 傳兵衛「ころころくるみ」
軽井沢星野エリアにあるハルニレテラスは、軽井沢駅から車で15分ほどの場所にある商業施設。自然豊かな屋外におしゃれなショップやレストランが立ち並び、リラックスした雰囲気のなかでショッピングを楽しめます。ハルニレテラス内に店を構える和泉屋傳兵衛は、地元民のみならず観光客にも人気の和洋菓子店。大正9年創業の老舗店ですが、和泉屋の新ブランドで和洋のジャンルにとらわれない新しいお菓子を生み出しています。
一番人気は、ハルニレテラス店限定の「ころころくるみ」。りんごやくるみを餡と合わせ、シナモン風味の生地でくるんだお菓子です。インテリアとして飾りたくなるようなモダンな籠の中に、かわいらしいパッケージの「ころころくるみ」が5個も入っています。
シナモンが香るホロホロの生地に、しっとりとしたあんことサクサクのくるみ、シャキシャキとしたりんごが合わさり、お饅頭のようだけど新感覚。三者がこんなにマッチすると思わなかった筆者は、衝撃を受けました。
常温保存が可能で、賞味期限は約1ヶ月半あります。個包装されたパッケージにも原材料名や賞味期限がそれぞれ記載されているため、バラマキ用のお土産としても優秀です。和泉屋傳兵衛には花豆を使ったサブレや甘露煮など、ハルニレテラス限定商品がほかにも豊富にありますよ。
口コミ・SNSでの反応
家族用に購入したころころくるみが好評でした。見た目も涼しげで可愛いです。
やさしい甘さのころころくるみが大好きです。もっと買ってくればよかったと後悔。
シナモンの香りと甘さに癒されました。
購入できる場所 / 軽井沢星野エリア ハルニレテラス内 和泉屋 傳兵衛
住所 / 長野県北佐久郡軽井沢町長倉2148
営業時間 / 10:00〜18:00
定休日 / 無休
公式HP / https://www.hoshino-area.jp/harunireterrace/izumiya/
大切な人に渡すなら、信州のおいしい食材で作られたお土産を
軽井沢には、地元信州の食材を使った軽井沢ならではのおいしいお土産が多くあります。今回ご紹介したお土産は、地元民に愛される老舗和菓子屋の和菓子から、見た目も美しいと話題の洋菓子まで、幅広い層に喜ばれそうなものを厳選しました。
また軽井沢には百貨店がないため、有名店のお土産が並ぶような場所が多くありません。代わりにローカル店や個人店が、地元密着で個性光るお土産を販売しています。お土産探しにお店を巡るのも、旅の醍醐味。ぜひ旅程に組み込んでみては、いかがでしょうか。
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
ライター:鎌上織愛(幼児食アドバイザー、グルメ旅ライター、お土産コンシュルジュ)