西武山口線の新型車両はロングシートに！？2025年度末に「埼玉西武ライオンズ」イメージの第1編成がデビュー予定
西武鉄道はこのほど、2025～2027年度にかけ、西武山口線（レオライナー）の車両全3編成を順次更新すると発表しました。
西武山口線は1985年に新交通システムとして開業。当時導入された8500系車両（レオライナー）が現在も走っています。
新型車両では客室の座席を現行のクロスシートからロングシートに変更。ベルーナドームでのプロ野球やコンサートなどの開催に備え、輸送力を強化する方針です。
ただし、先頭部最前部には親子で前面の車窓を楽しめる「kids SEAT」を設置。また、2号車・3号車にはショーケースの設置を予定していますが、展示物については現在検討中とのこと。
車両デザインについては、「ベルーナドーム」「西武園ゆうえんち」など非日常の場へ向かう利用者のワクワク感をさらに高揚させる車両を目指し、「西武鉄道」「西武ライオンズ」「西武園ゆうえんち」で働く社員が集まって検討したといいます。
第1編成はベルーナドームを本拠地とする「埼玉西武ライオンズ」をイメージしたデザインに。第2編成以降のデザインは次年度以降公表予定とのこと。
新型新交通システム車両概要
[導入時期]2025年度以降、2027年度にかけて順次導入予定
[導入両数]12両（4両×3編成）
[運行開始]2025年度末予定
[製作会社]三菱重工株式会社