義母「私のごはんはどうなる?」体を痛めている私にかける言葉がそれ!? #頑張り過ぎない介護 169
一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
デイケアに行く日の朝、部屋を訪れたまる子さんに、義母は「昨日は寝苦しかったから、今朝はだるくて」とお休み宣言。具合が悪くないのは見た目で明らかですが、食欲がない演技までしてくる始末……。仕方なくデイケアにお休みの連絡を入れますが、それがわかると義母は案の定元気になり、おやつタイムを楽しむ余裕も見せます。結局、デイケアは今のところ3割くらいはお休みをしている状態。少しでも行くだけマシだと思うべきなのかもしれませんが、振り回されるまる子さんのモチベーションは下がるばかりです。
肩たたきは順調だったけれど…
義母を歯医者に連れて行く予定が入っていた日。まる子さんは義母から歯医者の後に洋服屋さんに行きたいと言われました。2回目の圧迫骨折をしてから、通院やリハビリ以外の外出は初めてで、まる子さんは喜んで向かったのですが……。自分の言葉を忘れてしまったのか、歯医者で疲れたのか……義母から「どこに行くの!?」と怒られてしまい困惑。結局、洋服屋さんに向かうことにしましたが、義母は「決められない女」なので、結局欲しいと思っていたものではなく、いつもと似たようなものを購入して買い物を終えたのでした。
首凝りと肩凝りがひどく、家事がキツイと思っていたところ、息子が家事を手伝ってくれて肩たたきまでしてくれました。これがまためちゃくちゃじょうずで、首も伸ばしてほしいとお願いしたら……。
あ……これは嫌な予感。
変な寝方をしてしまったのもあって、翌朝には体中が痛くなっていました。変な動きをする私に、義母は釘付け……。
息子に悪気があったわけでもないので、適当に理由をつけて説明しました。すると……。
私の体より、自分の食事を心配している様子……。これまでも、食事の支度はどんなにつらくてもやってきましたけどね……。この発言に、心底ガッカリしました。
ここのところ、首凝りと肩凝りがひどく、今日は食事作りをとことん手抜きしました。しかし、それでもまだ家事は残っています……。正直、キツイなぁと思っていたところ、息子が手伝ってくれた上に「肩、たたいてあげるよ」という申し出が……! 私に断る理由はなく、久しぶりに息子の肩たたきを堪能。ドラムでもやらせようかと思うほど正確なリズムを刻み続け、力加減もバッチリ。とてつもなく気持ちが良かったので、さらに首も伸ばしてほしいとリクエストしたのですが……。
「グキッ」という嫌な予感しかしない音とともに、痛みが……。肩たたきがあまりにも気持ち良すぎて、油断していました。その日、変な寝方をしたのもあって、翌日には体中に痛みを感じるようになっていました。当然、動きも不自然になっているため、義母の視線も独り占めです。息子のマッサージが原因だとは口が裂けても言えないため、ちょっと筋違いを起こしたとだけ伝えました。
すると、義母の口からは心配の言葉が飛び出しました。「私のごはんはどうなるの?」……そっち!? 義母にとっては、明らかに動きがおかしい私の体よりも、自分の食事がどうなるかのほうが心配みたいです。義母にとって、私の存在って……何?
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小さいころは物足りないと感じた子どもの肩たたきも、高校生くらいになるととても気持ち良さそうですよね。でも、そのパワーアップした体で首伸ばしを失敗されたらと思うと……ちょっとヒヤッとしてしまいます。そんなときくらい、義母からは食事よりも体の心配をしてほしいものですね……。
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