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千葉空襲の記憶を次世代へ。平和展「ピースフェア2024 in千葉」6月19日~23日開催【千葉市中央区】

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千葉空襲の記憶を次世代へ。平和展「ピースフェア2024 in千葉」6月19日~23日開催【千葉市中央区】

千葉市中心部の7割を焼け野原にした1945年6月10日と7月7日の「千葉空襲」。

その記憶を掘り起こし次世代に語り継いできた平和展が、今年も開催されます。

過去を調べ次世代に伝えるために開催

7月7日の空襲は特に「七夕空襲」と呼ばれ、米軍のB29が129機飛来。

軍事関連の施設がある千葉市中心街に東京大空襲の約半分の900トン近い焼夷弾が投下されました。

この千葉空襲の体験談を集めて体験者と共に学校や地域に伝えてきた2つの団体が、一緒に犠牲者の名簿作成や祈念碑建立に取り組み、2014年に始めた平和展。

「千葉市空襲犠牲者刻銘式平和祈 念碑(2015年建立)

「共に平和を創ろう」と広く仲間を募り、今年も50団体と個人が集い、参加費を払ってステージ発表や展示をします。

来場者は無料。

ステージでは、亥鼻公園に建立された念願の碑に刻まれた犠牲者全員の名の読み上げ、踊りや演奏、朗読、紙芝居、地元の小学校や朝鮮初中級学校の合唱などが、次々と登場。

会場風景

新憲法施行後に当時の文部省が中学生用教科書で解説した「あたらしい憲法のはなし」の群読は、生まれ変わる日本への期待を伝えます。

また、戦死者の無念を伝える造形作家・武田美通の鉄製造形作品が初展示。

「残された数秒の母子のいのち」(武田美通・作)

その他、地元の子どもたちや美術学生による作品、千葉空襲はもとより全国の空襲、原爆や沖縄戦の体験談や資料の展示、在日朝鮮人戦争体験者の話まで、多岐にわたる情報に触れられます。

戦争体験画(小池仁・作)

年齢や立場も違う人たちの声を聞き学ぶ

「千葉空襲の『被害』の記録から始めた活動でしたが、年齢や国や違う立場の人々と平和展を一緒に続け交流する中で、アジア諸国への『加害』の面にも目を向け、全ての人の人権の尊重こそ平和につながると感じてきました」と語る主催者。

総勢約300人の人々が平和を願い発信する幅広い情報や思いを受け取りながら、一緒に平和について考えてみませんか。

ピースフェア 2024 in 千葉
開催期間/6月19日(水)~23日(日)
午前10時~午後5時半(23日は4時終了)
会場/きぼーる1階アトリウム
住所/千葉県千葉市中央区中央4-5-1
入場無料
ステージ予定など詳細はこちら/https://www7b.biglobe.ne.jp/~sensotaiken/

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