行きたくないお誘いを断るときの「神ワード」とは!?【眠れなくなるほど面白い 図解 語彙力の話】
【ACTION 断る】行きたくないお誘いを断るときの神ワード「誘ってくれてありがとう」
「4ステップ」で断る
誰しも、人からのお誘いを断るというのは心苦しいもの。特に上司や目上の方からのものであればなおさらです。そんなときには、次の「4ステップ」を意識しましょう。
まず最初のステップは「お礼」です。どんな誘いでも来てほしいという期待を持って声をかけているわけですから、まずは、「誘ってくれてありがとう」とお礼の意思を表しましょう。
第2ステップは、断る理由です。「ちょっと……」や「はあ……」などと口ごもらずに、はっきりと理由を答えます。角が立たないように気をつける必要があるので、「その日は別件があって」「仕事が抜けられなくて」と明確に答えるようにしましょう。
3番目のステップは、謝罪です。「せっかく誘ってくれたのにすみません」「期待に応えられずごめんなさい」というように正直に謝ることが大事です。
最後のステップは、将来に向けての一言です。「またご一緒させてください」「この次は必ず!」など返答することで、関係性が途絶えることなく、次へつながっていくことになります。
相手との立場やそのときどきの状況に応じて、言葉を選ぶ必要はありますが、基本となる4ステップを押さえておけば、相手とも良好な関係を続けることができるでしょう。これらの一連の流れは、断られた相手の不安な気持ちを打ち消す効果があります。「誘われて迷惑だったのかな」などと思われることがないように、断り方にも少し気をつけておきたいところです。
誘いを断るときの「4ステップ」
「今夜飲みに行こう」と誘われたとき
ステップ① まずお礼を言う
「誘ってもらってありがとうございます」
ステップ② 断る理由を伝える
「今夜は遅くまで仕事が入っていて」
ステップ③ ストレートに謝る
「本当に申しわけありません」
ステップ④ リスケするなど、次に向けての希望を話す
「またご一緒させてください」
相手の不安な気持ちを打ち消す言葉を添える
「なんで断るの?」→「明日までに、顧客向けの資料を作らなければならないので…」【理由を明確かつ客観的に示す】
「ぜひご一緒したいのですが…」→ 「ぜひご一緒したいのですが…」【残念という気持ちを表す】
CHECK!
ステップを踏んで、相手の不安を打ち消す言葉を
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 語彙力の話』著:五百田達成