「御周印」で日本遺産巡り むささびハウスで受付開始
日本遺産「桑都物語」の御周印が、京王線高尾山口駅の駅舎内にある高尾山口観光案内所(むささびハウス)で4月1日から取り扱いが始まった。全国各地の文化・伝統を伝える104のストーリーからなる日本遺産を訪れた証となる。
御周印は公益社団法人日本観光振興協会が、多くの旅行者に日本遺産を広め、実際に体験する旅を促す取り組みとして制作したもの。全国の日本遺産スポットに順次、押印場所が設けられており、都内ではむささびハウスのみ。同所には取り扱い開始前から問い合わせの電話があり、4月2日には第1号の押印希望者が訪れたという。スタッフは「高尾山は有名だが、八王子に日本遺産があることはまだまだ認知度が低い。御周印を通じて、より多くの人に知ってもらえれば」と期待を寄せている。
御周印の押印には専用の御周印帳が必要。サイズは縦180mm、横120mm。蛇腹折で32ページあり、このうち28ページに押印可能。1ページにつき一つ御周印を押してもらえる。表紙は「扇」と「花」の2種類のデザインがある。価格は各2000円(税込)。押印手数料は1回300円(税込)。
全国の御周印押印場所は同協会のホームページで確認できる。