お腹も心も満たされました!児童とお年寄り 中郷区で令和の寺子屋開催
夏休み中の小学生が友達と勉強したり、お年寄りといっしょに食事を楽しんだりする催しが31日(水)に上越市中郷区で開かれました。
この催しは、共働き世帯の子どもたちや一人で暮らすお年寄りの孤独感を解消しようと、中郷区の団体「さとまる学校」が去年に続き、夏休みにあわせて開きました。団体では子どもとお年寄りが触れ合う活動に力を入れています。
この日は、地元の児童40人が宿題を持って集まり、地域のボランティアに教えてもらいました。 このあと昼食を前に、保健師からバランスのとれた食事が大事だと説明を受けました。
昼食のメニューはナスやオクラなど夏野菜たっぷりのカレー、トマトのサラダ、スイカの3品です。食事には地域のお年寄り5人も加わりました。
子どもからは「家のカレーよりちょっといしい」、「大勢で食べるとおいしい」、「大勢で食べると楽しい」と大好評でした。一方、高齢者からも「1人暮らしになってさびしいから参加した。にぎやかな方が良い。1人でポツンと食べるより…」といった声が聞かれました。
さとまる学校の竹内靖彦理事長は「子どもたちが去年より楽しそうにやっている。地域の人とも顔なじみになって地域愛を感じていることが成果」と手ごたえを感じているようでした。
この催しは夏休み期間中、あと3回開かれる予定です。
■申し込み
中郷区さとまる学校 TEL0255-78-7310