「猫巡査」は署内外で大人気のマスコット!情報提供を呼びかける任務もこなす オーストラリア
署内で愛されるマスコットに
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元保護猫の「Bandit」巡査をご紹介しましょう。西オーストラリアにあるニューマン警察署のマスコットとして、ネット上でも大人気の猫なのです。
パースの北東約1170キロに位置するこの警察署では、2020年に職員のためのセラピー動物として、この猫を受け入れました。それ以来、Banditは警察のペットとして、多くの人々を魅了してきました。やってきた当初は臆病な猫でしたが、今では立派な警察官になっています。
Simon Rimmer巡査部長もBanditに魅了された一人です。
「この猫は警察署の大事なメンバーで、みんなに好かれています。ときどき短時間だけ職場を離れて休憩していることもありますが、休暇申請をせずに自由に過ごすことが特別に許されています。この猫はチームの一員として、署内を明るく盛り上げてくれていますよ」と話すRimmer巡査部長。
SNSで大人気に
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彼の人気は署内だけにとどまりません。SNSではフォロワーが着実に増え続けているといいます。
Rimmer巡査部長によると「猫を警察署に迎えることで、コミュニティとつながることができた」といいます。
「一般の人々からの情報を求めているときは、この猫をウェブ上の受付役に使っています。人々はFacebook アカウントを通じてBanditとチャットすることで、気軽に情報提供をしてくれるのです。人間の警察官を配置する必要はありません。Bandit 巡査が立派に任務を果たしているし、人々もこの猫との交流を楽しんでくれていますから」
愛される警察官として、今後も活躍を
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しかしBandit 巡査もやはり猫なので、人間たちから愛され、ときに注目されたい欲求には勝てないようです。
「警察官の膝の上か、パソコンのキーボードの上にちゃっかり乗っている姿をよく目撃されています。そんなときは仕方がないので抱き上げてどけるか、猫の希望するものを与えて満足させる必要があります。すると、すごく楽しそうな顔をしますよ」
かわいいBandit 巡査。これからもみんなに愛される警察官としての活躍が期待されますね。
出典:Rescue kitten PC Bandit wins hearts online as Newman police mascot