【藤枝・おさかな亭】マグロ100%ハンバーグ溶岩プレートで焼いて“育てて”楽しむ味変
約100年の歴史を持つ鮮魚店「魚時」がリニューアルした「おさかな亭」には、マグロ100%のハンバーグがあります。焼きながら味の変化を楽しむという、他にはない体験ができる名物メニューです。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ目利きが自慢の鮮魚店直営レストラン
静岡・藤枝市の藤枝駅北口から歩いて3分のところにある「魚時会館(うおときかいかん) おさかな亭」。
約100年の歴史を持つ鮮魚店「魚時」が、レストラン「おさかな亭」としてリニューアルした店舗です。
店内にはシンプルなテーブル席が並び、間仕切りもあってほどよい個室感覚。
持ち前の目利きを生かして全国から厳選して仕入れる上質な魚を目当てに、地元のみならず県外からも多くのお客さんが訪れています。
階段状の器に盛られた「魚時盛り(2人前・2750円~)」は写真映えする一品です。
焼津産マグロ100%「まぐろバーグ」
そんな魚のお店の自慢のハンバーグメニューは「ランチするがまぐろバーグ定食(1650円)」。
卓上コンロで熱した溶岩プレートの上には、うっすらと焦げ目がついた茶色く丸々としたハンバーグが乗っています。
これはマグロ100%のぜいたくなハンバーグで、焼き進めていくと味が変化するという不思議なひと品なのです。
まずはレアな状態で何もつけずに食べてみましょう。
おさかな亭 店主・石上忠義さん:
焼津産のマグロ100%です。そのままでもユッケ風味の味がついているので、焼きユッケみたいです。ちょっと今までないジャンルのお料理かと思います
味付けはしょうゆベースのタレ。あまり辛くないので、子供でも食べられる味です。
“育てて”楽しむハンバーグの味変術
まぐろハンバーグは、レア感も楽しめるよう、丸くふっくらな形に仕上げています。
そして表面は香ばしさを出すために焼いてあります。
おさかな亭 店主・石上忠義さん:
富士山の溶岩プレートを使っていますので、遠赤外線で熱がたまりやすく、ふっくらした感じが最後まで続くと思います
そして、火が通っていくことによって味が変わっていくため、“育てていくハンバーグ”として、焼き具合で味変を楽しめるのが、このハンバーグの特徴なのです。
そうこうしていると、最初のレアの状態のピンク色から、軽く火が通った白色にハンバーグの断面が変化してきました。
おさかな亭 店主・石上忠義さん:
焼きが進んでいくと、鶏肉に近いような味と食感になります
ソースやトリュフバターで2段階目の味変
定食に付いてくるのは「玉ねぎ醤油ソース」、塩、ワサビ。
ソースをかけるとちょっと焦げるような感じになるので、香ばしい匂いも含めて楽しみましょう。
さらに味変のおすすめは「白トリュフバター(220円)」。
おさかな亭 店主・石上忠義さん:
焼きが進んだ状態で食べるのに相性がいいものはなにかと探したのが、このトリュフバターです
この一品でいろんなマグロのおいしさを味わえるメニューなのです。
肉のハンバーグとは一味違う、さまざまな味の変化を楽しめました。追加の料金を払えば、締めのだし茶漬けもできますよ。
マグロ100%というぜいたく素材を使った“育てる”ハンバーグは、食べる人を飽きさせない変化の妙と楽しさが詰まった逸品です。
■店名 魚時会館 おさかな亭
■住所 静岡県藤枝市駅前2-7-2
■営業時間 11:00~14:00 17:00~21:00
■定休 水・木
■問合せ 054-641-2130
■駐車場 5台
※この記事は2025年6月14日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。
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