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山梨県笛吹市のソウルフード「ラーほー」とは一体⋯?

ロケットニュース24

ラーほー

なんとも言えない発音の響きと、カタカナ・平仮名の組み合わせ。初見の人からしたら「なにこれ?」という感じだろう。

「ラーほー」というのは、実は食べ物の名前。山梨・笛吹市のソウルフードなのだが⋯⋯みなさん、どんな料理かわかります?

【画像】ご当地グルメ「ラーほー」は2種類の味で展開!

・ラーメン×ほうとう=ラーほー

ラーほーとはズバリ、「ラーメン×ほうとう」のこと。山梨県の郷土料理「ほうとう」をもっと気軽に食べてもらいたいとの思いから開発された笛吹市の新名物らしい。結構安直なネーミングだな。

山梨県笛吹市が市をあげて推しており、HPには「ラーほー」を提供している店舗がまとめられているぞ。

また、お店まで行かなくても、家で気軽に「ラーほー」を楽しめるテイクアウト商品が山梨各所で販売されている。ラーメンとほうとう⋯⋯麺料理×麺料理のコラボレーションがどんな味わいになっているのか、せっかくなので家で作って食べてみよう!

・ラーメンなのかほうとうなのか

今回購入したのは、ほうとう作り研究所WATASYOKUが販売している、生麺タイプの『ラーほー(3食入り702円)』。

スープの素と麺のみの構成なので、具材は自分で準備する必要がある。ラーメンの具材かほうとうの具材か、どちらが適切なのかわからないので、推奨されている具材を見てみると⋯⋯

まさかのからあげ

ラーメンにもほうとうにも関係ないやつがきたんだが。謎すぎるトッピングだが、郷に入れば郷に従え、とりあえず指示に従っておこう。

調理時間は10分ほど。ラーメンだと3分くらいのゆで時間で済むが、ラーほーは麺がほうとうなので8分茹でる必要があるみたい。一方でスープはお湯を注ぐだけで簡単にできるので、手間はほとんどかからない。

推奨トッピングのからあげ、ゆでホウレン草、煮卵を乗せて完成! ビジュアルはラーメンだけど、よく見ると麺が太いな。

こんな極太幅広麺にスープがちゃんと絡むのか心配だったが、意外なことにしっかり味がする。そしてなにより麺がうまい! ほうとうならではのつるつるもちもち感がたまらない……! 

そしてスープは昔ながらの正統しょうゆラーメンのスープだ。シンプルだけどホッとする味~! 

トッピングにからあげは意外すぎたけど、食べてみると意外と良い感じ。スープ自体がそこまで複雑な味では無いので、あっさりチャーシューよりも脂が溶けだす唐揚げの方がたしかに合っている気がする。スープが染みたひたひたからあげは背徳の味わいだ。

・ラーほー、めちゃくちゃアリ!

おいしいスープに、食べ応えのあるつるつる麺、まさにラーメンとほうとうの良いとこ取り! 万人受けする味わいだし、調理も簡単なので、たしかにこれは新名物になりえる……! というかもう十分そうなっているのか。

今回は甲府駅のお土産コーナーで購入したが、山梨の道の駅などでも売っているのを見かけたことがある。値段も手頃だし、日持ちそこそこするので、山梨みやげの候補にいかがだろうか? 

参考リンク:笛吹市、WATASYOKU
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.

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