メバリング釣行でメバル20尾超えと快釣!【大阪・泉大津】大潮&適水温が爆釣を後押しか
4月12日。この日は絶対に釣りに行かなければならないと数日前から感じていた。大潮上げと最高の潮回りであることにくわえて気候も抜群、海水温も14℃とメバルの適水温なのだ。いざ、いざ、と迫る気持ち。実際、最大限の釣果に恵まれた。すべてプラグで釣ってしまえたのも含め、良い釣行だった。
泉大津でメバリング釣行
今回のメバリング釣行で選んだフィールドは泉大津エリア。この日の天気は快晴。花粉症がかなり辛いが、内服薬も飲んでいるので、まあこの上ない準備はできていた。
いきなり余談だが、私はずっと自身の花粉症の内服薬を容量を間違えて飲んでおり、この春は本当に常に春眠暁を覚えずという状態だった。先日医師に「間違ってますよ」と言われて知った。みなさまも、そんなことにも注意してほしい。
夕方からのエントリーだが、日中はなかなか日差しが眩しい。まだ紫外線がどうこうと気にしすぎる時期でもないが、そろそろ日焼け止めも必要か。
日焼けは釣り場で直接「疲れ」にも繋がってくるので、肌を労わろうという若きアングラーだけでなく、私のごときおっさんだってちゃんと気にしている。
釣行開始
大潮周りで上げ切りが20時頃となる。アジがいないのでメバルが浮上してくるまでは退屈するが、マヅメから泉大津のマイポイントにイン。
ボトム一本でチヌの反応を探ってみたが、触らない。湾奥ではこういう微妙な時間帯がフラストレーションになる。潮通しのいいフレッシュな海なら、デイメバルもデイカサゴも狙えるのに。
とはいえ、冒頭で述べたように最適な環境でのメバリングとなる。夜に向けて集中力を研ぎ澄ます。
50cmシーバスと対面
ばしゃばしゃと海面のあっちこっちでシーバス特有の補食音がし始めた。
別に狙いの魚ではないのだがメバリングタックルでも獲れるので、かかってくれてもいいよ~なんて気持ちでいると、足元まで回収してきたルアーに飛びついてきた。50cm程度。この程度ならヒヤヒヤせずに獲りきれる。
ここから、どうなるだろうか?実は今年の春はシーバスがめちゃくちゃ釣れていて、夜になってもメバルがこないこともあるのだ。それだけが不安要素だった。しかし、これも最大級に恵まれた釣り環境の中では、杞憂となる。
メバル連釣タイムに
この春は極度にワームを食ってこないメバルたちである。とはいえいつもは沈み気味の群れも意識してまずはワームで深いレンジから釣っていくのだが、この日は日没後から積極的にプラグのみを使っていった。
シーバスになってしまってもいいから、早いことメバルの反応を見てみたかったのだ。
まずは1尾が顔出ししてくれる。「そろそろかな」と思い始めてから早い時間にきたので、こちらも気が楽になる。
アタリが遠いと釣りは絶望そのものだが、早い時間にアタリが出て釣りきってしまうと野球やサッカーの先制点みたいなもので、そのあとは心中すっきりとやれるものだ。
メバルの反応も、私も晴れた気持ちとシンクロするように、そのあとも次々と出た。
釣れたメバルは良型ばかり
10尾まで最後の1尾だけちょっと時間をかけてしまったが、すべて25cmアップがバシバシと竿を曲げてくれた。おまけにシーバスとチヌが、この日はほとんどかからない(チヌは1尾バラした)。
ただしオープンでは相変わらずばしゃばしゃとシーバスの補食音が響いているので、メバル狙いはキワのトレースだけにした。
潮が上げ切ったタイミングで一度アタリが止まったが、下げ始めてからまた10尾ほど追釣できた。最終的には数えていないほど釣れたが、30はいっていないかな、という数。十分すぎる。
勝因は「絶好の条件」
したり顔で納竿した。先日、悪い潮回りで煮え湯を飲まされただけあり、潮回りは大事だと再認識したものだ。ちょっとワカラナイのが、ワームでは今季一切釣れないことである。
別にプラグで釣れてくれるのだからいいし、そのほうが面白いのだが、プラグだとトレブルフックを外す手間が結構かかる。バチ抜けし始めたらワームで入れ食いモードに突入することもあるだろうか?
<井上海生/TSURINEWSライター>