「妥協なきコーヒーへの熱き想いとこだわり」訪れる人が安らげる特別な一杯を。リュミヌーコーヒー(後編)【宮城県仙台市】
前編からの続きです(https://thelocality.net/lumineuxcoffee/)。
東北地方随一の大都市、宮城県仙台市にはおいしいコーヒーをいただける魅力的かつ個性的なカフェがいくつもあるのですが、素晴らしくおいしいコーヒーと心温まる接客で地域の方々に愛されているカフェ「リュミヌー珈琲」を紹介します。
ミャンマー産のコーヒー豆はほんのりとした酸味、甘み、コク、柔らかい苦みの優しい味
筆者はミャンマー産のコーヒーを飲んだのは初めてでしたが、穏やかで柔らかい苦みの中にほんのりとした酸味と控えめな甘みと確かなコクがありました。酸味、甘み、コク。この3つが主張しすぎることなくコーヒーの醍醐味(だいごみ)である苦みを引き立てています。
味も香りも優しいこのコーヒーは苦みがあまり好きではない方やコーヒーをあまり飲まれない方、これから色々なコーヒーを飲んでみたい方の最初の一杯にも良いと思います。
自家製のキャラメルソースとたっぷりのバナナの組み合わせがコクのある甘みを作り出す「塩キャラメルバナナパフェ」
カフェに行った時の楽しみは色々あると思いますが、甘いスイーツもその1つではないでしょうか。コーヒーの洗練された苦みや紅茶の品の良い香りに甘いものを組み合わせると心身共に落ち着き疲れがとれる。幸福感を感じ仕事や達成すべき目標への活力を得られる。そんな気持ちになるときはありませんか。
ミャンマー産のコーヒーと一緒に「塩キャラメルバナナパフェ」をいただきました。
かかっているキャラメルソースは自家製だそうです。コクとほろ苦さがアイスクリーム、ホイップクリームと合わせることにより清涼感が加わりました。
そしてご覧のようにバナナがたっぷり盛りつけられています。1つのパフェにほぼ1本のバナナが使われるとのこと。モチモチ食感のバナナは様々なスイーツやソースに合う果物ですが、自家製キャラメルソースがバナナにうまく馴染んでいました。
バナナとアイスクリームとホイップクリーム。3つの個性をキャラメルソースが1つにまとめ上げています。これにトッピングのアーモンドの香ばしさと歯ざわりが後を引く食べ味にしてくれました。
これだけでも満足なおいしさですが、お好みで塩をかけて味変をすることができるのもうれしいですね。
センスが光るきれいなカップもコーヒーの味を引き立たせてくれる
今回コーヒーをいただいて感じたことはおいしさはもとよりコーヒーカップがきれいだということです。マスターとスタッフの方々のセンスの良さがコーヒーの味を更に引き立たせてくれました。
コーヒーに個性があるようにそれを飲むカップも様々です。コーヒーとカップの組み合わせは飲む人を楽しませてくれる。カフェに行くときの楽しみの1つではないでしょうか。
焼く前と焼いた後2回のコーヒー豆の選定は「お店に来店されるお客様にとって特別な空間でいたい」という想いから
今回の取材にあたりマスターの佐藤慎哉さんにお話しを伺いました。佐藤さんはケミカルエンジニア経て2015年に仙台市は沖野にてリュミヌー珈琲をオープンしました。以降店内での飲食とコーヒー豆の販売。両方で多くのお客様に愛され続けています。
リュミヌー珈琲ではコーヒー豆は焼く前と焼いた後の2回の選定をしておられるとのこと。とても手間暇がかかる作業ですが、その1つ1つの丁寧な仕事がコーヒー豆が持つ味と香りを最大限に引き出す土台となっていると感じました。
もちろんコーヒー豆を焼く作業、コーヒーの淹れ方、そのコーヒーに合わせたカップの選択。そのすべてに真摯(しんし)に取り組まれています。そうしてお客様に提供されるコーヒーは素晴らしいおいしさでした。
このコーヒー豆を買い求められる方が多いのも納得です。そして店内はお店の方々とお客様との間に穏やかで楽しい雰囲気があふれていました。これは味だけでなく、細やかな気遣いと温かい接客がたくさんの人を引き付けているのでしょう。
佐藤さんは「お店に来店されるお客様にとって特別な空間でいたい」とおっしゃいました。コーヒーへの妥協なき熱い思いとお客様においしいコーヒーを飲んでいただきたいと願う真心が訪れる人を笑顔にしてくれる。まさに特別なひとときを筆者も感じました。
写真は全て筆者が2025年4月25日に撮影
情報
リュミヌー珈琲
住所:宮城県仙台市若林区沖野5丁目3-21
電話:080-6655-9438
HP:https://lumineuxcoffee.com/index.html