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イマーシブ・フォートは「演劇と謎解きのテーマパーク」に 1周年大幅リニューアルにおける施設の立ち位置

あとなびマガジン

イマーシブ・フォート東京は、2025年3月1日(土)にリニューアルします。

パスポート制から個別課金制に移行

イマーシブ・フォート東京は、オープン1周年を迎える2025年3月1日(土)より大幅リニューアルします。

これまで、「ジャック・ザ・リッパー」「第五人格 イマーシブ・チェイス」「【推しの子】イマーシブ・ラリー」などのアトラクションや、園内エンターテインメント「スパイ・アクション」「パーティー・フェスタ」「フォルテヴィータ事件簿」が楽しめる、1dayパスを販売しており、さらに追加課金が必要な有料イマーシブシアターを公演していました。

2年目からは、パスポート制を廃止。1dayパスのアトラクションやショーを全て終了させ、有料イマーシブシアターのみの施設に移行します。

料金体系は、入場料が必要なく、体験する作品のチケットを個別に購入する形式になります。

「ザ・シャーロック」、「東京リベンジャーズ イマーシブ・エスケープ」、「江戸花魁奇譚」の3作品がリニューアルして継続。4月からは新作「真夜中の晩餐会 Secret of Gilbert’s Castle」も加わります。

森岡CEO「イマーシブシアターのテーマパークは前も今も変わっていない」

イマーシブ・フォート東京は、オープン時から“世界初のイマーシブ・テーマパーク”と銘打っていました。

今回のリニューアルではテーマパーク形式から大きく変更されますが、これについて会見で問われると、刀の森岡毅CEOは「演劇と謎解きのテーマパークって感じ」だと答えました。

続けて、「テーマパークとあえて今は強調したいかというと、そこはフォーカスはない」としつつ、「これだけイマーシブシアターが集まった場所は世界でここしかないので、そういう意味で、これはイマーシブシアターのテーマパークですよね、っていうのは確かに何も変わってない」と説明。

「『イマーシブシアターのテーマパークですよね?』って言われたら『はいそうです』って僕らは答えますし、それは前も今も変わっていない」と言い、テーマパークであることは変わらないと語りました。

一方、リニューアルでは「演劇好きとか謎解きの好きの人に響く志向性を持ったコミュニケーション」を考えており、「より劇場形式の良さ、それが好きな人が集まる」場所になっていくそう。

「新しい言い方もしかして考えた方がいいのかもわかんない」としつつ、大きなところは変わらないものの「今の新形態に関しては、演劇好き、謎解き好きに響くより志向性のあるようになっていているものを、今後も多分訴求していくかなという風に思います」と説明しました。

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