Yahoo! JAPAN

【釣果に差が出るサビキ釣り】誰でもできる釣果アップ法2選「長い竿とトリックサビキを使ってみよう!」

TSURINEWS

長竿&トリックサビキ仕掛けで釣ったアジ(提供:TSURINEWSライター・夏野)

サビキ釣りで周りはみんな釣っているのに自分だけ何故か釣れない、そんな経験はないだろうか。今回は簡単に釣果アップが狙える2つのポイントを紹介する。

サビキ釣りで釣果に差

サビキ釣りといえば初心者向け、ファミリーレジャーといったイメージが強い。筆者も子供の頃に親に防波堤に連れて行ってもらい、サビキで爆釣した記憶がある。

大人になった今はあまりこの釣りをしなくなっていたのだが、改めてやってみると周りは釣れているのに自分だけほぼ釣れない状態が続いていた。何故?

サビキ仕掛けは様々

そもそもなぜ自分だけ釣れないのか? まずはwebでサビキ釣りについてアレコレ調べてみたところ、まず仕掛けのバリエーションの多さに驚いた。定番の防波堤釣り以外にも投げサビキやウキを付けたものなど。

さらにその仕掛けもまた様々。サビキ針ひとつとっても、ハゲ皮、サバ皮、スキン、さらに蓄光タイプなんてのもある。初心者向けのお手軽な釣りと思っていたサビキ釣りだが、ここまで多様で奥が深いとは知らなかった。

小アジを狙う

一通り色々と調べた結果、幅広く奥の深い釣りだということはわかったが、どれの何から手をつけて良いのかわからない。

そこでまずは自分がやりたいサビキ釣りを1つに絞り込むことにした。それは何と言っても子供の頃に爆釣した定番の防波堤での小アジのサビキ釣りである。大人になった今、またあの爆釣がしたいのだ。

釣り場で観察

webで調べた知識を持って、次は実際に釣り場で周りを観察してみることにした。するとこれまた大小様々な発見があった。

しかし、ここに全て書いてしまうと、またまたどれから手をつけて良いか分からない内容になってしまう。ここではweb 調べ+現場観察で実際に釣果アップに繋がった超簡単なポイント2つだけに絞って紹介しよう。

1. 竿の長さ

観察してまず気がついたのは周りの人たちの竿の長さだ。自分の使っているものより若干長い竿を使っている人が多い。実は竿が長ければそれだけ広い範囲を探れて有利なのだ。

ファミリーフィッシングを楽しむ家族を見ると子供には体格に合った短い竿を使わせている。思えば子供の頃に爆釣した時使っていた短い振り出し竿も同じように親が幼い私に合わせて買ってくれたのだろう。

大人になった今でも何となく同じ様な長さのルアー竿を使っていたのだが、長い竿の方が広い範囲で魚を捉えられるのだ。

竿の長さ比較(提供:TSURINEWSライター・夏野)

2. 本物の餌が付いている

トリックサビキと言うらしい。筆者の子供の頃には無かった?が、今では割と一般的な仕掛けのようだ。筆者のサビキは擬似餌のみだが、周りの人のサビキには擬似餌に加えて本物の餌がついているのだ。

トリックサビキのエサ(提供:TSURINEWSライター・夏野)

魚だって実際の餌の方が好きに決まっている。これでは隣に並んで釣っていてもどちらが多く釣れるかは明白である。サビキ釣りも色々と進化していたのだ。

サビキ釣りタックル比較(提供:TSURINEWSライター・夏野)

長めの竿とトリックサビキで爆釣!

翌週の日曜日、再度同じ堤防を訪れた。今日も家族連れでいっぱいだ。見ると先週と同じように次々と小アジや小サバを釣り上げている。

空いたスペースを見つけ、隣に声をかけて早速釣り開始。長めの竿とトリックサビキの仕掛けを落とすと、急に周りと同じペースで釣れ始めた。

アジがヒット(提供:TSURINEWSライター・夏野)

先週までの貧果は何処へやら、あっという間にバケツいっぱい釣ってしまった。毎回一投1匹はもちろんの事、サビキなので一投数匹、ついに全ての針に魚が付いた、いわゆる鯉のぼりも達成した。

アジが大漁(提供:TSURINEWSライター・夏野)

『そう、これだった!』その時、子供の頃に爆釣体験した感覚が鮮明に甦ってきた。思えば、幼い私が短い竿と擬似餌のみの仕掛けでも爆釣していたのは、子供でも釣れる様にアレコレ親が試行錯誤してくれていたのだろう。実に懐かしくまた何とも幸せな時間に浸った釣りだった。

最終釣果

残念ながら、この日は他に予定があり小一時間程度しか釣りが出来なかったのだが、それでも50匹近い大漁に恵まれる結果となった。

誰でも簡単に出来て釣果アップする方法として長めの竿とトリックサビキを紹介した。筆者と同じく自分だけ釣れないという人、もしまだ試していないならまずはこの2つをやってみてはいかがだろうか。

<夏野/TSURINEWSライター>

【関連記事】

おすすめの記事