2025年夏アニメ『薫る花は凛と咲く』ヒロイン・和栗薫子(わぐりかおるこ)の情報まとめ! 基本プロフィールに加え、性格や人柄、学校での姿、家族との関係、凛太郎との出会い、名言などをまとめて解説
講談社のウェブコミック配信サイト・アプリ「マガポケ」で連載中の漫画『薫る花は凛と咲く』(著・三香見サカ先生)。底辺男子校と呼ばれる千鳥高校に通う紬凛太郎と、隣接するお嬢様校・桔梗女子に通う和栗薫子が、凛太郎の実家のケーキ屋で出会い、互いを知りながら少しずつ距離を縮めていく学園青春物語です。
凛太郎と薫子のピュアな恋や、その友人たちの心の成長が描かれるストーリーは多くの読者の心を掴み、累計発行部数は500万部(2025年6月時点)を突破。そんな本作のアニメがいよいよ7月から放送されます。
本稿ではヒロイン・和栗薫子の情報をまとめてお届け! 基本プロフィールに加えて、性格・人柄、学校での姿、家族との関係、凛太郎との出会い、名言などをまとめて解説していきます。
※本稿には若干のネタバレが含まれます。
和栗 薫子(わぐり かおるこ)
学校・学年:桔梗学園女子高等学校2年A組
年齢:16歳
誕生日:7月22日
身長:148cm
血液型:B型
星座:蟹座
家族:父、母、弟
好物:ケーキ、シチュー
趣味:読書、弟とドラマ鑑賞
Q1.休日の過ごし方は?:お洋服買いに行ったりします!何も用事がないときは勉強してます
Q2.何してる時が1番幸せ?:ごはんを食べてる時と、たまにするお昼寝!
自分が見たものを信じる強さを持つ女の子
薫子は偏見に囚われず、自分の見たものを素直に受け止められる人物。「怖い」「不良」などと思われて人に避けられることばかりな凛太郎のことも一度も怖いと思ったことがなく、彼のことを「優しくて素敵な人」と言い切ります。
凛太郎と出会う前から千鳥高校のことも色眼鏡で見ることはしていなかったため、凛太郎が隣の学校に通っていることを知って純粋に喜んでおり、凛太郎の友達とも難なく友人関係を築くことができています。
小柄で可愛らしく優しい薫子ですが、気の強い一面も。凛太郎を逆恨みする男が凛太郎を悪く言ってきた際には、ガラの悪さと体格差があるにもかかわらず毅然とした態度で言い返しているのです。自分の大切な人を悪く言ったり傷つけたりすることは許せない、芯の強さを持っています。
その一方で、人に弱音を吐くことが苦手なようで、つらいときも誰かに頼ったり愚痴や弱音を聞いてもらったりすることはほとんどありません。平気なフリをするのが上手なため、周囲からも辛い心境を悟られないことが多く、その分ひとりで抱え込んでしまいがちです。
また、食べることが大好きで、特にケーキは大好物。中でも凛太郎の実家のケーキは一度に10個以上食べてしまえるほど大好きです。食事中に見せるとろけそうな表情は見ているこちらまで幸せにしてくれます。
学年トップの成績をキープ&休日にはアルバイトも!
お嬢様校と呼ばれる桔梗女子ですが、薫子は一般家庭であり特待生で入学しています。そのため成績を落とすわけにはいかず、入学以来ずっと成績1位をキープ。休みの日も用事がなければ勉強しており、努力家な一面が垣間見えます。
父にわがままを言って桔梗に通わせてもらっているため、父を裏切ることは絶対にしたくないと語る薫子。今では成績トップを維持することが彼女のプライドになっています。
クラスメイトの多くが裕福な家庭育ちで、なおかつ付属中学からのエスカレーター組のため、高校から入学した薫子は当初クラスでも浮いていました。しかし、声をかけてくれたクラスメイトのおかげもあって薫子は友達ができ、以降は持ち前の優しく明るい人柄で周囲に馴染んでいったようです。
勉強に手を抜かない薫子ですが、休日には父の知り合いが営む定食屋でアルバイトもこなしています。彼女は超多忙な日々を送る女子高生なのです。
保科昴との関係
クラスメイトの保科昴は、小さい頃から仲の良い幼馴染です。高校入学当初、周りから浮いていて、学校に行くのが辛かった頃も昴がそばにいてくれたから耐えられたのだと薫子は語ります。薫子は優しい昴のことが大好きです。
一方の昴は、誰よりも、何よりも、薫子のことを大切に思っています。それは、小さい頃に銀髪の地毛のせいで男子に虐められていた際、薫子は彼女を庇ってくれて、銀髪のことも「きれいだと思う」と肯定してくれたためです。
それ以来昴にとって薫子はヒーローであり、友人でありながら憧れの存在。薫子の笑顔を守りたい思いが強く、薫子の幸せな姿を見ることに強い幸福感を感じているようです。
家族との関係
父と母、4つ下の弟と暮らしている薫子。母は専業主婦のようで、笑った顔が薫子にそっくりな穏やかな人物です。父親は夜遅くまで働いており、家にいないことが多いものの、桔梗に進学したいという薫子の決意を受け止めるなど、その成長を見守っています。
母は今でこそ元気になったものの、身体が弱く、以前は繰り返し入院することもあったそう。父親は仕事で帰宅が遅いため、薫子は家のことや入院している母親のことも全てやっていました。
弟は幼かったこともあり、母親がいない不安から薫子に当たることもありましたが、薫子はそれを笑って受け止めていたと言います。そのことに後から気付いた弟は、頑張りすぎる姉を尊敬すると同時に、とても心配するように。今では少しシスコンとも思えるくらい姉のことを大事に思っています。
凛太郎との出会い ※ネタバレ注意
薫子が凛太郎の実家のケーキ屋に出会ったのは、高校1年生の冬。その頃、つらいことが続いていた薫子は、大好きなケーキを見てもあまり食欲が湧きませんでした。
そんなある日、凛太郎の実家のケーキ屋の前をたまたま通りかかり、お店の温かな雰囲気に惹かれて中に入った薫子は、ケーキを注文。イートインスペースで一口食べると、その温かい味に思わず涙がこぼれ、以降常連となります。
薫子が月1~2回訪れるほどの常連客となって数ヶ月後、たまたま店の手伝いをしていた凛太郎と目が合い、そこから2人の交流がスタート。薫子は優しい凛太郎にどんどん惹かれていきます。
そして、ほどなくして薫子は凛太郎が隣の千鳥高校の生徒だと知って喜んだものの、親友の昴やクラスの友人たちは薫子と違って千鳥を嫌ってばかり。それでも薫子の恋路は学外のケーキ屋を起点に少しずつ進展していくのでした。
和栗薫子の名言
「怖いですね どうしてただの噂だけで人を決めつけられるんですか?」
凛太郎の根も葉もない噂を聞いた薫子。その話は彼女の知る凛太郎の姿とは程遠いもので、その話だけで凛太郎を「怖い不良」だと決めつけて話す相手に、薫子はこの言葉を突きつけます。
一度話してみれば素敵な人だと分かると思う、と言う薫子に対し、相手は凛太郎のことを知る気はない様子。そんな相手に「話したくないのならそれでもいいです ならせめて 知ろうともしないのに好き勝手言うのはやめて頂けますか? 不愉快です」ときっぱり。
薫子の芯の強さが感じられると同時に、SNSが盛んな今の時代にも心に留めておきたい言葉です。
「千鳥と桔梗なんて関係ない 他でもないあなただから 私は知りたいと思ったんですよ」
柄の悪い千鳥高校を嫌う桔梗とそんな桔梗に必要以上に関わらない千鳥。そんな学校同士の関係に囚われてしまっていた凛太郎に対し、薫子が言った一言です。
“千鳥の生徒”と“桔梗の生徒”ではなく“紬凛太郎”と“和栗薫子”として関係を築いていきたい思いを伝えました。常に固定観念にとらわれず、自分の目で見たことを信じる薫子らしい言葉です。
声優は井上ほの花さん
和栗薫子を演じるのは井上ほの花さんです。2月9日生まれ、神奈川県出身。『アイドルマスター シンデレラガールズ』の浅利七海役をはじめ、『ウマ娘 プリティーダービー』のアストンマーチャン役など、数々の人気作品に出演されています。母親は声優の井上喜久子さんです。
作品情報