自治会運営 デジタル化を 説明会で体験者の声
保土ケ谷区は8月24日と27日、自治会用アプリ「いちのいち」と決済サービス「PayPay」の運営事業者を迎え入れた自治会町内会向けの説明会を行った。
区は6月に行われた保土ケ谷区連合町内会長連絡会の会合で、自治会町内会の運営にデジタルツールを取り入れた事例紹介や保土ケ谷区情報伝達ツールアプリ導入補助金について説明。多くの人が興味を示したことから、事業者を招いた説明会の開催を決めた。
説明会には2日間で自治会町内会の関係者31人が参加。事業者のほか、27日は町内会運営のデジタル化を促進する岩井町原第一町内会の小石川悦子会長=人物風土記で紹介=が登壇。地域行事の模擬店にPayPayを導入し、行列が改善されたことなどを語った。同町内会は町内会費をPayPayで支払える仕組みを導入し、来年度から本格的に始める予定。