地域と学校繋ぐ取り組み 白姫祭りの運営に協力
三ツ境出身の大学生で構成されるボランティア団体「エスレガーレ横浜」が8月3日(土)・4日(日)、三ツ境駅南口周辺で開かれる「白姫神社」の祭りで行われる光陽館前特設ライブステージの運営を任されることになった。地域の一大イベントだけにその手腕に期待が集まる。
同団体の清水陸代表と門松悠真副代表は三ツ境小学校出身。地域の中学・高校に進学したが、新型コロナの影響を受け、学校行事や部活動の大会が中止になった経験を持つ。2人は「自分たちのコミュニティを活かし、地域と学校を繋ぎたい」と考え、高校3年生の春に団体を結成した。
区役所から紹介された白姫祭り実行委員会と協力し、昨年8月に開かれた同祭りのステージに母校の横浜隼人高校や横浜商科大学高校の生徒を出演させるなど活躍。こうした活動が評価され、今回の大役を担うことになった。2人は今年の5月ごろから地域の団体や学校などに声がけし、出演を結び付けている。
副代表の門松さんは「”エス”はスチューデントと瀬谷のS。”レガーレ”はつなぐという意味。言葉通りの活動を今後も続けたい」と話した。
同祭りを主催する小山房雄実行委員長は「地域の学生が協力してくれるのはとても嬉しい」と語った。
神輿や縁日も
3日と4日は午後1時から9時まで商店街通り周辺は歩行者天国になり、「にぎわい縁日」として、地域団体が飲食物販売やスーパーボールすくいなどを実施する。
3日正午ごろには、同神社で祭りの安全祈願や御霊を神輿に移す神事が開かれる。4日午後1時ごろから同神社や隣友会などの神輿が渡御。3時30分には、さくら湯の前で同神社・隣友会・商工会の神輿が揃う。
ライブステージでは、両日午後2時ごろから地域の学校や団体が出演。フラダンス、和太鼓、軽音楽などを披露する。
三ツ境駅前町内会では4日に子ども神輿も実施。希望者は、午後0時30分までに同神社に集合を(年齢・性別不問)。