「なにこれ」怪奇現象?20年間使っていないストーブから謎の音…正体を究明!
北海道の冬に欠かせないストーブ。その身近な存在が引き起こした“怪奇現象”のような出来事が、SNSで話題を呼んでいます。実際の投稿から謎の正体に迫りましたが、最後は意外な結末に。
投稿主の「釧路趣味の撮影@撮小僧」さんがSNSに投稿したのは、20年間コンセントが抜かれた状態のストーブが突如「ピピピ」と音を発するという現象。確かに電源は入っておらず、動画の46秒付近で音がしています。祖父から相談を受けた投稿主さんは、その原因を探るため、ストーブを分解するまでに至りましたが、音の出どころは特定できず。困り果てた末に、SNSで助けを求めることに。
この投稿に「漏電では?」「ストーブの中に小人が住んでいるのかも!」など、様々な推測が寄せられましたが、原因は意外なところに隠されていました。
正体はストーブではなく…天井の火災報知器だった!
その後の投稿で明かされた音の正体は、なんとストーブとは無関係の「火災報知器」からの警告音。投稿主さんがストーブを取り外しても音が鳴り続けたため、ふと天井を見上げたところ、火災報知器が原因であることに気づいたそうです。
火災報知器は電池で動作し、寿命は約10年。電池が切れかけると「ピピピ」という警報音で交換を促す仕組みです。音は数分から数時間おきに鳴るため、慣れていない人には分かりにくい場合もあるようです。
火災報知器の音を聞き逃さないで!
音の正体が判明した後、投稿主さんは「ストーブが原因だと思い込んで分解してしまった」と苦笑い。「もっと早くSNSで聞けばよかった」と振り返りながらも、「これから交換時期を迎える人も多いのでは?」と、この情報を広めることを快諾してくださいました。みなさんも家の中でこの音が聞こえたら、まずは天井の火災報知器をチェックしてみてくださいね。
【ライタープロフィール】
チームぶちねこ(北海道観光カメライター)
北海道の観光スポットや観光施設につながりをたくさん持ってる「チームぶちねこ」です。北海道に住んでいると当たり前に思っているものでも、素晴らしい資源がたくさんあります。そんな素敵な北海道の魅力を発信していきます。