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つづきゆめ駅伝 今年もつないだ絆の襷

タウンニュース

佐々田区長のスタートの合図で一斉に走り出す選手たち

今年で9回目を迎える「未来へつなぐつづきゆめ駅伝」が3月8日、JA横浜きたグラウンドと周辺の農道をコースに行われた。主催はPTAの元会長や役員らで作る同駅伝実行委員会(大隅めぐみ委員長)。

当日は真冬の寒さの中、小学3年生から中学生まで、57チーム232人の子どもたちが参加。小学生は4区間、中学生は5区間でタスキをつなぎ、優勝を争った。

各部門の1位チームは以下の通り。

【男女混合の部】小学3年生/綱島RCリトルグリンメンズ、4年生/勝田サッカークラブチームZ、5年生/横浜AC5年A、6年生/横浜AC6年、【女子の部】小学3年生/綱島RCアリエルズ、4年生/綱島RCチームエルサ、5年生/横浜AC、6年生/横浜AC6年女子、【中学生男子の部】プーさんと愉快な仲間たち

交流の場残したい

同駅伝は、2016年まで19回にわたり開催されていた「都筑区民きずな駅伝大会」が中止になったことを受け、大隅さんらが企画した。「子どもたちが楽しみにしていた駅伝が急きょ中止になり、交流の場をなくしたくない」と、当時PTA会長を務めていた茅ケ崎台小学校の校長に、「校内で駅伝大会が出来ないか」と相談、了承を得た。さらに「せっかくやるなら区全体で」と話が膨らみ、同年12月に実施が決定した。大会は毎年2月に開催されていたことから、準備期間はわずか2カ月しかなかった。「大会は子どもたちの命を預かる企画。『素人にできるわけがない』と反対もされた」と大隅さんは当時を振り返る。

第1回大会は、JA横浜きたをはじめ地元の協力があり、無事に開催。当初は50チームの参加を予定していたが、ふたを開けてみれば93チームからの応募があった。以来、新型コロナの影響で中止になった20年を除き、毎年開催。来年は区切りの10回目を迎える。

大隅さんは「駅伝を通して、子どもたちが『助け合う心』『信じ合う心』『思いやる心』を学び、感じ、育むことを実感してもらえたら」と開催の意義を語った。

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