藤原ヒロシによる「V.A.」の全貌が明らかに 「アンダーカバー」高橋盾や「ダブルタップス」西山徹がディレクションしたプロダクトも
藤原ヒロシと山本宇一が参画するコンセプトストア「V.A.(ヴイエー)」の全貌が明らかになった。東京・原宿のカフェ・ラウンジ「モントーク(montoak)」の跡地に12月15日にオープンする「V.A.」は、「ロペ(ROPE)」や「ソフネット(SOPHNET.)」といったブランドを手掛けるジュンが運営、藤原ヒロシがディレクションを担い、カフェの監修を山本宇一が担当している。ストアデザインはアーキタイプ(The Archetype)の荒木信雄が手掛けた。「V.A.」は1階から3階までの3フロア構成で、1階は物販フロア、2階と3階は飲食フロアとなっている。
「Various Artists」を意味する店名の通り、1階では「アンダーカバー(UNDERCOVER)」の高橋盾や「ダブルタップス(WTAPS)」の西山徹がディレクションしたプロダクトがラインアップしており、「V.A.」のロゴがプリントされたトートバッグや、藤原ヒロシの「フラグメント(fragment design)」と「V.A.」「アニエス・ベー(agnis b)」とのトリプルコラボによるプロダクトも展開している。また、有名建築家のポートレートがプリントされたスウェットや「ライカ(Leica)」や「リコー(Ricoh)」のカメラ、米国ニューヨークを拠点にする映画制作会社、A24のピンバッジなども販売する。
2階にある「バットベーカリー(VAT BAKERY)」では、ベーカリーとドーナツを販売する。きび糖(400円)、ラズベリー(450円)、レモン(450円)、あんペースト(450円)、カスタードクリーム(450円)の5つの味のドーナッツが楽しめるほか、シナモンロールやフォカッチャなども提供する。イートイン、テイクアウトのどちらも可能で、イートインの場合は3階のカフェフロアが利用できる。3階は、ドリップコーヒー(750円)を始め、生チョコラッテ(1000円)やハーブティー(800円)などを楽しむことができる。インテリアは東京・神田にあった純喫茶「エース」の家具を引き継いだという。
「V.A.」は、12月15日のオープン初日から12月22日までの期間、物販フロアは事前入店抽選を行うとしている。かつての「モントーク」がそうであったように、「V.A.」も表参道と原宿エリアのランドマークになるのは間違いないだろう。